竹の蕎麦せいろと、竹の蕎麦猪口

蕎麦せいろ


蕎麦ざるや蕎麦せいろの季節は夏だけではなく年越し蕎麦のせいか、年末にも需要が高まるのです。竹製の蕎麦せいろには、やはり竹製の蕎麦猪口を合わせて頂たいという事でオススメしていますが竹は自然に生えているものそのままでは長く使う事はできません。


青竹の酒器やお猪口、あるいは盛り器としても使われる事もありますが色がすぐに褪せてしまうため多くの場合には一回限りの使用という少し贅沢なものとなってしまうのです。


蕎麦猪口


そこで、蕎麦猪口などには高温で炭化加工して耐久性を高めた竹材が使用されます。普通の竹材にくらべて茶褐色になっているのが特徴ですが、竹ならではの手触りも、ぬくもりも感じさせてくれるスグレモノです。


蕎麦ちょこ


竹は丸いというのが常識ではありますが、実は丸い竹は思うほど多くないというのが、こうした丸竹加工の製品をご覧いただくと良く分かります。竹は丸くもないし、真っ直ぐでもない、もっと言えば管理の難しい非常に面倒な素材です。だから面白いのです。


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