一年の感謝を込めて試作竹椀籠プレゼント

椀籠


椀籠を新しく製作しようとしています。椀籠には幼い頃からの「お客」の思い出があって大好きな竹細工のひとつなのです。あ、そうそう高知の「お客」と言うのは大人も子供も隣近所の方や親類が沢山集まってワイワイ賑やかにやる宴席の事です。


椀かご


高知の場合には皿鉢料理がいつもの定番で大皿には前菜からメインディッシュ、最後のデザートの羊羹まで盛り込まれていますので非常に合理的にできています。来客には小皿数枚とお箸とコップを用意していたら後は勝手にやってくれますが、やはり人数が人数だけに台所は洗い物で大忙し。


茶碗かご


洗った食器類を干す場所はすぐになくなりますので、登場するのが椀かごなのです。大きくザックリと編み込まれた茶碗籠に沢山の食器を入れた籠が2つ、3つと庭先に並べられ窓からの灯りに照らされている光景を思い出します。


椀かご


今回、浅めに作っていた淡竹茶椀かごをベースに考えていますが、一度竹皮を薄く剥いだ磨きの籠を試作してもらいました。思うより直径が大きくなってしまいましたので歳末という事もあります、ここは一年の感謝の意味もこめて椀かご無料プレゼントにさせていただく事にしたのです。


応募締め切りは今月15日(木)まで、抽選で1名様に当たります。今まで、このような竹籠をプレゼント賞品にしたことはあまりなかったと思いますが、大事にご愛用頂ける方に是非当ててもらいたいと思っています。




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