自分のお気に入りの竹籠バックのひとつに白竹八ツ目バスケットがあります。竹は、しなやかで柔軟性に富んだ曲線の表現が魅力のひとつですが、相反するように竹には真っ直ぐに伸びる直線の美しさというものがあります。この竹籠バックは八ツ目編みしながら、この直線を活かした四角い箱型がちょっと違う雰囲気を醸し出しています。
製作してもらった時に参考にしたのは自分が良く行くスーパーの買い物籠でした。買い物に手頃なあのサイズを竹籠バックでも欲しいと思ったことが始まりでしたけれど、すぐに、同じくらいの大きさにしたいと考えるようになりました。スーパーで手押しされているカートは沢山のお買い物をする時には非常に便利です、重たい野菜やお米など広い店内を持ち歩くのは大変。カートにちょうど乗せられる大きさに編んでおけば、お買い物もゆっくりと楽しむ事ができると考えたからなのです。
それにしてもカートに乗せてみると、やはり目立ちます。プラスチック製のカゴしかご覧になられていない方が見ると目をパチクリさせそうなインパクトです。
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