この夏、高知から横浜まで1000キロを走破するチャレンジラン横浜を無事達成しました日本唯一の虎竹自動車竹トラッカーを、高知ぢばさんセンターで開催されていました第五回ものづくり総合技術展に3日間展示させてもらっていました。会期中の会場には地元テレビ局さんの取材等もお越し頂いており、お陰様で沢山の方にご来場頂けたのではないかと思います。
自分は搬入と搬出だけ手伝いに行っただけでしたが、ほんの少しだけブースにいて感じたのは、高知にしかない虎竹に自分達ではいつも囲まれているので、もっと認知されているかと思っていましたが意外と一般の方には知られてはいないと言う事でした。自分にも覚えがありますが、関心の無いことはたとえ近くにそれがあったとしても目には入ってきません。虎竹の電気自動車を製作しようと思ったのも、横浜までの走行を考えたのも、自分達には当たり前の竹を皆様に知っていただきたい一心からでした。
今回のものづくり総合技術展、3日間の会期中は竹トラッカー製作に関わった職人に交代で一日づつ接客を担当してもらいました。質問を頂く事は技術的な事ばかりではありませんので当然分らない事もあるのですが、それが自分が何を知らないのか、足りないのかという気づきになり勉強になるのではないかと思って任せていたのです。
何より日頃工場の中にいる職人は、一般の方々からの竹への感想や声を聞く機会はあまり多くはありません。会場には沢山の小学生や学生さんも来場されていましたが、自分達の創り出したものが注目され喜んでもらえる姿は少なからず良い刺激になったと思っています。
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