寒くなったら恋しくなる、竹炭ミネラル温泉

入浴用竹炭


冬至のユズ湯や、端午の節句の菖蒲湯には入浴で健康を願う先人の知恵があるように思います。夏場はシャワーで済ませる事の多い皆様も、寒くなってきたらやはり湯船で身体を温めリラックスしたくなるものです。


お風呂用竹炭を入れると一体何が良いのか聞かれる事があります。そもそも竹炭には水の分子集団(クラスター)を小さくする働きがあって皮膚の深くまで浸透しやすくなるという事が言われますが、竹炭に含まれるミネラルがお湯に溶け出しアルカリ温泉と同じ湯質になるというのが一番です。


1000度の高温で焼かれた最高級竹炭をオススメしているのは、低温で焼かれた竹炭に比べてアルカリ度が高く、吸水性や硬度に優れていて使いやすいという事もあります。1週間に一度程度天日干しして2~3週間が交換のひとつの目安ではありますが、ついついもったいなくて1ヶ月程度は使ってしまいます。


竹(Bamboo)


青々とした竹は、それだけで見る人の心を清々しく気持ち良くしてくれますが、真っ黒な竹炭になっても人の癒しになる本当に優れた天然素材だとつくづく思います。それでいて人の手を借りることなく毎年どんどんと新しい筍が生え、短い期間に急成長していくのですから、まさに継続利用可能な唯一の天然資源です。


さて、さらに肌のトラブルのある方などの入浴には竹酢液をキャップに4~5杯入れていただくと良いのですが、炭職人の細やかですが大事なこだわりを思い出したので明日はそのお話しをさせていただきたいと思っています。


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