日本唯一の虎竹自動車プロジェクト「チャレンジラン横浜」プラス5 小泉屋 さん

元祖小泉屋


「チャレンジラン横浜」では電気自動車故の航続距離の制限があって寄り道が厳禁やったのです。静岡県浜松市内から島田市の充電ポイントまでの移動も非常にシビアな走行でした。地図上の道路をなぞってみても50キロあります、竹トラッカーの走行ギリギリの距離ぜよ。そこで中間地点に、もうひとつ充電ポイントを探してもらい用意してくれていたのが小泉屋さんというお土産物屋さんと聞いちょりました。


竹トラッカー、掛川城


途中での充電が可能となり気持ちに少し余裕もできて途中の掛川城にも立ち寄る事ができたのですが、問題はこの小泉屋さんまでの道中でした。なんと、ここは「小夜の中山 夜泣き石」で知られる峠のお茶屋さんだったのです。


静岡県の自分の勝手なイメージとして平坦な海沿いの道が続くと思っていましたが、いやいや山も多く、昔ながらの東海道筋、国道1号線は曲がりくねった上り坂もあるのです。竹トラッカーの蓄電は坂道では当然激しく消耗してしまいます、距離は十分に大丈夫と思いながらも少しハラハラしながら小泉屋さんに到着しました。


竹トラッカー(Tiger Bamboo car)


竹トラッカーは充電ポイントで停車するたびに人気者になりますぞね。伴走いただく方に聞くと、走行中も車に乗った方や通行の方が一体何なのか?と注目されているそうなのですが、ハンドルを握っている間は前を向くことに懸命で周りがあまり見てちょりません。


竹トラッカー(Tiger Bamboo car)


竹トラッカー(Tiger Bamboo car)


こうして車を降りた時に、若い方にも、ご年配の方にも虎竹の事をお伝えできるのが本当に嬉しいひとときとなりました。


小夜の中山名物子育飴


竹虎四代目、小夜の中山名物子育飴


とにかく目的地に向かい突き進む旅ですが、充電時間は何もする事ができず時間をとる事ができますぞね。


小夜の中山名物子育飴製造


ここのご主人さんとお話ししていると、このお店が1751年創業という事、子育て飴なる水飴を製造販売している事を知り製造現場も見学させていただいたのです。


小夜の中山名物子育飴製造


10代続くお茶屋さんです、江戸時代から使っているという飴を煮る釜、その横には昔ながらの製造道具が置かれていましたが、内側には竹が何本も使われちょりました。恐らくすべりをよくするための工夫かと思いますが竹は本当に衣食住ありとあらゆるところに活用されてきたことを改めて見た思いです。


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