昨日スタートした「チャレンジラン横浜」には楠瀬須崎市長や地元安和の北澤市議、そして、ゆるキャラ堂々全国人気投票4位のしんじょう君までお越しいただいちょりました。
皆様まっことお忙しい中、朝からお集まりいただいて嬉しいと共に須崎特産である虎竹の情報発信の重責に身が引き締まる思いやったがぜよ。
日本唯一の虎竹は記録に残るだけでも土佐藩の時代から大切な地域資源としての役割を担ってきています。竹トラッカーは長さ2.5メートル幅1メートルの小さな車体なのですが地元の代表として本当に重たく大きな荷物を積んでいるのではないかと思うちゅうがです。
今回の竹の自動車のルーツは7~8年前に京都の東洋竹工、大塚社長さんが京都大学さんなどと共同で開発した竹自動車にあります。その時の衝撃は今でも忘れられませんが、たまたま再び拝見する機会があって虎竹で竹の自動車を製作してみたいと夢のような事を思ったのが昨年でした。
それから、ちょうど一年前の8月に開始したクラウドファンデング、半年以上もかけた製作期間を経て走り出した竹トラッカーが今度は横浜まで930キロの旅路に出る。
虎竹の里の歴史でも、山岸竹材店の歴史でも、このような事は前代未聞の出来事とあって昨日は今までにない沢山のメディアの方々にも取材にお越しいただいちょりました。
自分達のような田舎の小さな、そして若い方のみならず多くの方が注目しないうな竹というマイナーな商材でも、その思い次第で人から人へと伝播することが出来る事を感じたがです。
けんど、竹トラッカー出発式には心から感激したサプライズが二つあったがです。
一つは社員全員が手にして振ってくれた虎竹模様の手旗ぜよ。竹虎本店で使っている包装紙を有効利用してスタッフが手作りしてくれたと聞かされました。自分の勝手な思いに職人が振り回されながらも力を合わせてくれて今度の虎竹自動車がありますが、他の社員もこのような形で応援してくれていたと知り本当に嬉しかったがです。
もう一つのサプライズは恩師イージーの岸本塾長率いるe商人養成塾有志が贈ってくれた横断幕ぞね。まっこと、いつもの間にあんな立派なものを製作したかと思うてビックリ仰天したがです。
自分は一つの事しか出来ない男ながです。虎竹自動車もそう、チャレンジラン横浜もそう、目標ができると周りの事は見えなくなってしまう。出発式では、どれだけ沢山の方に助けられ、支えられて生かされ、行かして頂いちゅうのか改めて教えていただきました。
初日、走って来て今は徳島県三好市のローソン池田箸蔵店さんで充電停車させてもらいよりますが、ここまで夜を徹して133.2キロ走るだけでも何と苦労の多かったことか。まだまだ先は長く、更に険しい、けんど楽しみでもありますぜよ。
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