新しい虎竹名刺入れに名前を刻印してみました、白竹や竹の集成材に刻印するのは違います。刻印する虎竹の模様も様々なので一概に言えないのですが虎竹の模様の中に墨入れの文字ですので、そう鮮明に見えるという事ではありません。しかし、それが返って渋い感じです。
それにしても新しい虎竹名刺入れは手の感触も良く、いつも身近に置けるのが嬉しくなってきますにゃあ。思えば社会人になってから沢山の方にお会いさせていただく機会がありましたが初めての挨拶には必ず、この虎竹名刺入れを出して挨拶させてもらいました。
そして、日本唯一の虎竹の話になりますと、この名刺入れをご覧いただいて竹のお話しをさせていただく事も多いのです。まっこと心強いパートナーのようなものぜよ。
少し考えがあって刻印をしたのですが、実は新しい名刺入れを使うつもりはありません。古い虎竹名刺入れは内側の革のあしらいなど使い勝手は新タイプに勝ることはないのですが数年使い込んだこの風合いは、明日や明後日に出てくるものではないからです。
新しい虎竹名刺入れの感触も良いのですが、慣れ親しんだ虎竹の手にしっくりくる感じは今までの思い出も染みこんだ分自分には手放せないものなのです。
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