NHKさんの番組の中で日本を海外に紹介するという主旨の「ワールドTV」というのがあるそうなのです。確か世界百何カ国かに配信されているとの事だったので恐らく海外旅行に行きそうな国では、ほとんど見る事のできるようですぞね。
日本国内ではインターネットで観る事ができるしスマホ用のアプリもあるので意外にテレビよりも簡単に見やすいのかも知れないと思ったのです。
その番組製作のために3日間の日程で東京から撮影の方々が来られちょりました。やはり、一番の目玉は来月一日に横浜に向けて出発する竹トラッカーの事だったのですが、虎竹の竹林や竹虎本社工場、本店の商品なども色々と撮影いただきました。
しかし、今回何が凄いかと言うと撮影するディレクターとカメラマンのこだわりです。竹トラッカーを置く場所を変え、方向を変え、カメラや照明を変え、徹底的に撮っていかれます、正直ここまで撮る必要があるのかと思うほどでしたけんど本気で良い絵が撮りたいという気迫が黙っていてもヒシヒシと伝わってきてこれは、凄い映像になるのではないかと楽しみにしているのです。
3日目は、あいにくの雨でした。虎竹林の撮影予定だったので空模様を見ていましたが、芳しくないので雨の降る中の撮影でした。晴れて陽の光が差し込む竹林は素晴らしいものですが、雨の竹林もモヤがかかり何とも神秘的で思わず声があがる美しさぜよ。あまりの光景に雨にボタ濡れになっている事を忘れるほどでしたが、撮影されている方も濡れている事を全く気にしない集中力で虎竹と向き合ってくれているので本当に嬉しくなっちょりました。
雨の竹林なので、いい加減にやめてという雰囲気が微塵もありません。大きな三脚を何度も動かし納得いくまで撮り続けます。熱いモノ作りへの思いは伝播します、こちらまで何とか良いモノができるようにと力になりたいと思ってくるものです。若い方々でしたが、遠いところ虎竹の里までお越しいただき学ばせてもらいましたぜよ、まっこと感謝ながです。
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