「コールマン」と言うブランド名を聞くと、アウトドア好きの方やキャンプに行かれる事のある方でしたら知らない方はいないのではないかと思うくらい有名なブランドながです。キャンプ用品のテントなど大型の製品から細かな携帯用品、そして、バック、洋服、靴に致るまで実に様々なモノを作られていて、このようなガス缶も登山やキャンプの必需品として用意されちょります。
以前、ゴールデンレトリバーを飼っていた頃には水遊びの好きな愛犬にせがまれて頻繁に川原に連れて行ってました。犬が川で気持ち良さそうに泳いでいる間、その辺りの石に腰かけてコーヒーを飲む事も楽しみのひとつでしたので自分も湯沸かし用に、このようなガス缶と小さなコンロを持っていましたりので、実は馴染みのある品ではあるのです。けんど、そのガス缶に竹編みをしてもらいたい、とお客様に言われた時には、ちっくと(少し)戸惑いましたぞね。
そもそもガス缶を使うのは当然屋外である事が多いと思いますし、雨が降らずとも水がかかったり汚れたりする場合もありますろう。携帯される場合にもリュックサックに放り込むとか、あまり丁寧な扱いはされないような気がします、そこに竹編みの必要があるがやろうか?
しかし、それは価値感の違いかも知れないと思い直しとりあえず一つ製作してみる事ことにしたのです。大都会のコンクリートに囲まれて生活される方の自然の中で過ごす一日は、自分など田舎に暮らす者とは全く違うのかも知れません。そして、そこで使うガス缶、沸かすお湯や楽しむ食事、たとえ一杯のコーヒーでも自分のそれとは、きっと違うがぜよ。竹編みで飾ったガス缶を囲んで笑顔が広がるのなら、これも竹の大いなる役割であり喜びだと思うちょります。
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