竹炭飴をリニューアルする時に考えたのは、せっかくなので竹炭パウダーの入った飴で、単に美味しく食べるという事だけでなく、のどにも良くて何か南国高知らしい飴にしたいと思いました。
自分はお陰様で健康なのか、どうなのか風邪で寝込むことなどは、あまりないのですが、昔から検診の度に扁桃腺が大きいと言われていて年に一度くらいはノドをやられてしまう事があるのです。そこで結構イソジンのお役になる事が多いがです、ノドの痛みには、やっぱりうがい、そしてそれと共にノド飴が定番です、けんど、そんな高知らしいという様な都合の良いモノがそうそうあるはずもない...。
ところが都合よく、そんなものがあったのです。高知は全国でダントツ一番の生姜産地、今は高速道路も整備されてそんな事はありませんが、少し前までは季節になったら竹虎本社工場の前の国道を生姜ラッシュと言われるくらい生姜を収穫して帰るトラックが走っていました。この高知県産生姜を竹炭飴にプラスして、ノドの為にも良い飴にしたらどうやろうか?思いついたら早速試作をしていただきましたぜよ。
実は自分は市販のノド飴は、あまり好きではありません。ノドに良い成分が入っているであろう事は分るのですが、スースーハーハーするメンソールのような感じは悪くなくとも、何か薬のように感じるあの味が、どうも不自然に思えるのです。
そこで、生姜パウダーを思うより多めに使った試作をしてもらうと、生姜好きの自分にはピッタリの辛さ感。これは美味しい竹炭飴ができたと社員全員に試食してもろうたがです。そしたら、なんと生姜ピリ感が強すぎるという意見が予想以上に多いがぞね。
ううん、これは迷いました。自分は、まったく感じないのにこれだけ違う試食の感想がでるという事は、もしかしたら特徴のある竹炭飴(Bamboo charcoal candy)になるのかも知れませんが、最初から少しやり過ぎなのかもしれません。リニューアルしたばかりでもありますし、ここは多くの方に受け入れてもらいやすいように本生産は少しだけ生姜感を控えめにする事にしたがです。さて、そのお味はいかに?完成間近ですので出来あがったら皆様ご自身で一度お試しいただければ嬉しいがです。
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