青竹踏みの話は、もう何回も何回もさせて頂いて耳にタコができた方もおられるかも知れませんにゃあ(笑)けんど、竹を半分に割っただけの作るのにも簡単、また、使うのにも足で踏むだけなので誰でも、どこでも、いつでも出来る手軽さと簡単さから日本全国どこのご家庭にもある昔ながらの定番の健康器具というように長年信じてきたものが、ある時、若い学生さんを前にして脆くも崩れ去った日の衝撃が今だに忘れられずにいるがです。
「青竹踏みを知っている方いますか?」
実は、この質問は失敗したと思ったのです。きっと知ってる方ばっかりだから沢山手があがってしまいますろう、これは「知らない方いますか?」こう聞いたほうが早かったなあ、そんな風に思ったのです...ところがっ...!当然ご存じの方ばかりだと思っていた青竹踏みを、一体どんなものかほとんどの方が知らなかったのです。
いやいや、これは何かの間違いだろう、たまたまこの学生の皆様は知らずに生活された方だったのだと自分に言い聞かせながら、若い方に質問できるチャンスがある度、同じ質問をさせていただきましたが、どうやら青竹踏みは今日本の若い世代には、すっかり忘れさられているようでした。
青竹踏みをご存じないようなら、この上級者モデルとでも言うべき強力青竹踏み「踏王(ふみお)」くんなど知る由もないですぞね。普通の青竹踏みは太い孟宗竹を使い、半割にしちょります。緩やかなカーブが土踏まずにフィットして、まっこと気持ちがエイの何のです!フミフミしていると第二の心臓とも言われる足裏の血行が良くなり血圧を下げる効果もあると言われます。東洋医学では内臓の異常が足の土踏まずの反射区という場所に現れると考えられているそうです。ある臓器が弱っている場合、その臓器の反射区を刺激すると痛みがでると聞いて、普段は痛くも何ともない足裏の一部分が、ある時には飛び上がる程痛かった事を思いだしますぞね。弱った部分の反射区を青竹踏みで刺激することにより機能改善に繋がるそうなのです。
このようなお話を聞くと、通常の青竹踏みの気持ち良さから毎日愛用するようになりましたものの、だんだんと慣れてきて、細く急なカーブの踏み竹へのご要望が高まってきたのが納得できるような思いなのです。踏王くんは半割した青竹踏みとは違い、細身の真竹を6対4に割って製造されています。つまり通常なら1本の竹から2本取れるのに、1本から1本の青竹踏みしか作る事ができないのです。けんど、その分、竹の急カーブがピンポントで足裏への刺激を与えてくれて、毎日使うようになると、この青竹踏みを使わないと何やらウズウズしてくるくらいですぜよ。
写真の竹のカーブをご覧いただきましても、普通の青竹踏みのカーブとは一目瞭然!鋭さが全く違います。踏王くんは、青竹踏みのナンバーワン、青竹踏み界の王様ぜよ!だから「踏王」と名付けさせてもろうちゅうがです。
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