高知県の挑戦=竹虎の挑戦

尾崎知事、県勢浮揚に向けた高知県の挑戦!


毎年一回だけ、尾崎正直知事をお招きして高知県がどのように進んで行こうとしているかをご教授いただける日があるのです。「自由は土佐の山間から」と言う言葉がありますが、高知の中山間地域面積は93%、他の県から比べるとかなり高い比率ぜよ。農業産出額等で見ると、この地域の割合が高知では他県平均の倍の80%と言いますから驚くと共にこの地域の大切さを改めて思うたのです。


農業、林業という一次産業だけでありません。高知に観光に来られるお客様の人数はここ数年400万人台を続けちょって非常に好調ながですが観光、文化などにしても山々にこそ大切な資源があり、中山間部の活力が県全体の活力に直結すると話されるのには納得します。けんど、それは、まさに虎竹の里でも同じこと、この地だけの恵まれた虎竹(Tiger Bamboo)という地域資源である山の幸をどう活かして行くか?自分たちの担う役割も決して小さくないと思いながら聞きよりましたぞね。


尾崎正直高知県知事、こうち情報倶楽部


「県勢浮揚に向けた高知県の挑戦!」というタイトルでお話いただきましたが尾崎知事の言葉の力強さには、まっこと感心させられます。自分は、竹の事しか分からんですき大きな経済の流れなど分からないことばかりですけんど高知県を引っ張っていくという気概に溢れる知事を見ていたら先頭を走る方の覚悟を知る思いです。


広い高知県全土を照らす事はできないものの、わずか1.5キロ程度の間口しかない谷間の虎竹の里なら微力な自分でも少しは照らすことができるかも知れません。いつも思い出す地元採用のある社員の言葉があるがです、


「竹と言えば模様のあるものだと、ずっと思うて来ました」。


生まれた時から虎竹に囲まれ、季節になると田畑に伐採された竹が広がり、通学に通う小道の脇の土場には小山のように竹が積み上げられちょりました。だから、これが当たり前だと思うて育ち、大きくなって大学で県外に出て他の地域では違うという事を知った後でさえ、頭の片隅で虎竹の本当の価値を理解できずにいました。高知県の挑戦は人ごとではなく、竹虎の挑戦ながです。


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