先のニューヨークはJavits Centerで開催されちょりました全米最大のファッション展示会COTERIE(コーテリー)展に参加させて頂いている様子を高知新聞さんに掲載いただきましたぜよ。「虎斑竹バック 米で手応えNY展示会で注目集める」と格好のエイ見出しを書いて頂いちゅうがですが、確かに「アメージング!」「ワンダフル!」とのお声は思うより以上に沢山いただきましたけんど、その声にお応えしていくのには、まだまだ課題もあって自分達の挑戦は、今から始まるように思っているのです。
しかし、ともあれ地元の高知新聞さんには本当にお世話になっちょります。虎竹バックを、ニューヨーク在住の中野和代先生と一緒になり、これから創っていこうという時に「虎斑竹バッグ世界に発信」という記事で一度掲載いただきました。
そして、虎竹バックが完成して、まさにこれからニューヨークの展示会に向けて出発しようとする前に「虎斑竹バッグ新装完了」と載せてもろうたがです。
まさか、展示会から帰国してから再度このように掲載を頂けるとは思うても見なかった事で感謝の気持ちでいっぱいですけんど、それだけ今回の竹の発信が多くの方の心に響きゆうからかも知れませんにゃあ。この虎竹バックには60年前からのストーリーがあり、日本の竹文化の変遷を考えてもらえる絶好の象徴のように思えました。伝統の技を守りつつ素晴らしい竹細工をして頂く職人さんや、日本には他にいないと言われる手作り金具職人さん、沢山のモノづくりに関わる皆様の力が結集された今回の虎竹バックながです。
それにしても地元の高知新聞さんには、いつもいつも助けて頂いてばかりです。何かとあれば掲載いただいて自分たちのような田舎の小さな竹屋を応援いただいきますので、その都度いつかは恩返しできるように、地域にもっと光を当てられるような会社にならねばと心に誓うがぜよ。
高知新聞に載って嬉しい事は、近くの竹職人さんや内職の方々が皆さんご購読されている事です。高知県は民放が3つになりテレビチャンネルが増えたとは言え、まだまだ映らない番組なども多いですぞね。だから、都会で流行っているような番組よりも地元新聞紙に取り上げていただく事が嬉しい事があるがです。最近の若い方は新聞を読む方が少ないとも聞きますが、職人さんの仕事場には高知新聞はいつでもあって県民共通の話題提供をいただける最高のメディアであることは変わりありません。そんな新聞に竹虎の事が掲載されると、まるで自分の事のように喜んで下さる方もいて本当に有り難いのです。
実は竹虎は、この他にも高知新聞さんに、こじゃんと(とても)助けてもらっている事があります。それは、たまに県外のお客様からお電話やメール、手紙などでいただく嬉しいお声で分かるがです。
「高知県の県鳥はヤイロチョウという美しい鳥らしいですね」
「高知では、もう田植えが始まったのですか」
「今年の、よさこい大賞のチームは凄いですね」
など...高知にお住の方でないと分からないような事なのにと不思議に思っていたらお客様は竹虎からお送りした荷物の緩衝材として入れている高知新聞を読まれているのでした。中には綺麗にのばしてスミからスミまで楽しく読まれるような方もおられます。自分達には珍しくも何ともない毎朝届く高知新聞が、東京など大都会で暮らす多くの方にとりましては、また違ってご覧いただいているようなのです。
お陰様で全国の皆様から暖かいお言葉や、感激するお便りを頂戴する機会が多くなっていますが、「高知新聞へのご感想」を、わざわざお知らせいただく方も少なくないので本当に高知新聞さんの力は偉大ですぞね。
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