30年ブログ「竹虎四代目がゆく!」は、ここしばらくずっとニューヨークのJAVITS CENTERで今月22日(月)から24日(水)まで開催されよりました全米最大のファッション展示会COTERIEに参加させてもらっていた事ばかりです。けんど何せ、この展示会はファッション業界の中では最高峰のように言われちょって、今度の竹虎のように新規に参加させていただく場合にはスクリーンテストという商品を事前にCOTERIE側に見せて審査いただかねばならず、その競争率が200倍の難関だと聞きますきに、まっこと参加させてもらえた事だけでも自分にとっては意味のある展示会やったのです。
参加させて頂けた事に大きな成果がありましたが、更にアメリカ全土だけでなくてアジア、中東、アフリカ、ヨーロッパなど世界各国からお越しになられていた多くのバイヤーの皆様がの足を、まったく無名であり誰にも知られていない虎竹バックニューヨーカーが見事に止められる事が出来て、デザイン性の高さと豊かな独自性とを再確認できて本当に感激したがぜよ。
もちろん手放しで喜べるワケではないがです。この竹バックを世界に発信する上での課題も実は多くてまだまだ改良すべき所もありますので一応目の前の道筋はうっすらとではありますが、少しづつ確信に変わりながら見えてきたという段階にすぎないがです。
さて、今回のCOTERIEはファッションの展示会だけあって会場にはオシャレな方々が行き交いよります。ブランドによりましては自社ブースにて洋服をモデルさんに着せてテレビなどで観た事のあるファッションショーさながらのデモンストレーションをされている所もありますぜよ。
なので会場には雑誌でしか見たことのないようなスラリとしたスタイル抜群のモデルさんなども沢山歩かれています。お陰様で大好評をいただいてる虎竹バックニューヨーカーですがこのような女性の方々に持っていただき実際にご愛用いただくような感じを是非見たいという事でコーディネーターの中野和代先生にお願いして声をかけて頂く事にしたがぞね。
けんど正直、こうして声をかけさせていただいても竹バックを手にしてくれたり、ポーズをとって写真を撮らせてもらう事などは難しいのではないかと思いよりました。
声をかけられた女性の皆様にしてみましたら自分の気に入らないバックは当然手にすることはイヤだろうし、アメリカではその辺りの自己主張はしっかりされるだろうから、この声かけはある意味で虎竹バックニューヨーカーの「試験」のようにも思えたがです。
試験結果がどうなるかにゃあ?ちっくと心配しよりましたがそのような気苦労は全く必要ないと言う事がすぐに分かりましたぞね。中野先生が話しかけて立ち止まる皆様は、最初は何だろうと少し怪訝な目をされるのですが、虎竹バックを一目みるなり顔の表情がパッと明るくなるがです。
モデルをされている方もおられましたので流石にポーズを取るのも慣れたものです、興味を惹かれるバックだからこそ、こうして手に提げていただけるし撮影への協力もしてくれるがですろう。
竹のバックだから和風の雰囲気でしか持てないという自分の既成概念を改めて見直す事になりましたが洋服でも、海外の方でも、年齢に違いがあってもニューヨーカーは馴染んで全く違和感などないがです。
まさに、「ニューヨーカー、ニューヨーカーを持つ」。
このような女性が颯爽と通りを歩かれよったらまっこと格好がエイがぜよ。
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