安和天満宮の御守護

安和天満宮の御守護


今日で早くも松の内ですが、初詣には地元の安和天満宮に行ったがです。日本国内には一体どれくらいの数の天満宮があるのか知りませんけんど、かなりのものになりますろう。しかし、沢山ある天満宮の中でも虎竹の里にある安和天満宮には、日本でも此処にしかない御守護があるがですぞね。


それが日本唯一の虎竹で作られた御守護ぜよ。安和天満宮の境内には小さい頃に通うた保育園があったがぜよ。だから、この場所にはこじゃんと思い出深い場所が何カ所かあるのです、コンクリートで作られた橋の欄干もそのひとつ。ふざけて、その上から飛び降りて額をこじゃんと打ち付けて先生に心配をかけて母親にも大目玉をくろうた場所。


竹虎四代目、46年ぶりの再会


そうそう、実はそ時の先生と昨年末に本店前でバッタリお会いさせて頂いたがぜよ。何と46年ぶりやちや!凄いのは先生も自分を覚えてくれちょったし、自分も保育園の時にお世話になった方なのに鮮明にお顔は覚えちょった事ですぞね。本当に嬉しい再会やったのです。


まあ、そんな当時の安和保育園ですけんど、境内への唯一の通り道だったその橋の前に立って正面の山を眺めると、ずっと山頂まで虎竹の林が続いちゃある。そんな、この地にしかない特産の竹があるのなら、その竹を何とか活用したいと神主さんのアイデアで作ることになった虎竹御守護。


竹は、そもそも「松竹梅」と言われて縁起の良い植物ながです。わずか3ヶ月で20数メートルにも成長したかと思うと、落葉しても全ての竹葉が落ちる事もなく一年通して青々と繁る神秘的な生命力を持っちょります。そして「虎は千里往って千里還る」と言う言葉をご存じですろうか?それほど虎という動物は活力があり勢いがある例えなのですが、その「虎」と「竹」とがあわさった「虎竹」ぜよ!これは無敵のパワーを秘めちゃあるがです。今年もこの安和天満宮の虎竹御守護で一年を無事に健康にやっていきたいがです。


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