2016年竹虎ニューフェイスたち

虎竹網代文庫


竹の伐採シーズンは虎竹の場合ですと今月と来月一杯の残すところ2ヶ月となっちょります。新しい竹材料を伐採する具合や品質など見極めながら、来年に向けての新しい商品作りや企画を考えゆうがです。色々と面白い...いやいやと言いましても、どちら様にしても関心や興味があるという事ではなく自分にとって面白いと言う事ですけんど2016年もニューフェイスが続々と登場する予定ですぜよ。


日本唯一の虎竹を使った商品もあって、これは間違いなく素晴らしいものになると思うちょります。虎竹は独特の虎模様に価値があり、できるだけ竹の表皮をそのまま見せられるように使う事も多いのですが反対に細かく取った竹ヒゴを網代編みなどのように緻密な編み込みにしても白竹など他の竹では醸し出せない表現があって楽しいのではないかと思うちょります。


虎竹網代文庫


編み込みの模様に重きを置いて純粋に編み目を際立たせたい場合には、虎模様が邪魔をしがちですので白竹の無地の竹をが良い事もありますうろ。けんど、どうですろうか?この虎竹網代文庫の細かい編み込みをご覧いただきましても、細い竹ヒゴでの虎竹も模様が不規則に並び、濃淡が混ざりあうて味わい深いものになっているのではないかと思うがです。


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