壁に面白いものが立てかけてあるので、これは一体何やろうと思うて色々と考えてみました。まず最初に思ったのが背負い籠ですちや、背負い紐はありせんでしたが簡単に取り外しできるので山や畑に行く時にはサッと縛って使うのかも知れません。けんど、それにしては横幅が広いので樹木の密集する山道では歩きづらそうですので実用的ではありせんにゃあ。本来、背負い籠は使う方の肩幅に合わせて作られよったとも聞きましたのでこれは背負い籠には不向きながぜよ。
横から見ると竹編みがUの字に曲がっているので、ここに何か物を入れるのには間違いないとは思いよりました。ただ、どこで、どうやって使うのかが問題やったがです。良くみたら取り付け金具のようなものもありますし壁に引っ掛けて使うようです。まあ、それなら家の中ならどこでも使う方の自由な発想でアレコレ使えますろう。ただ、この大きさなら部屋着を入れたり、パジャマを放り込んでおく脱衣籠などにはどうやろうか?そう思って、これを編まれて、ご自身で愛用されゆう職人さんに尋ねてみたらお風呂場の脱衣所で使われゆうとの事でした。
そうやって聞いて改めて見てみると確かに一つあれば便利そうですぜよ。壁にかけられる所があれば、それほどの場所もとりません。竹職人さん自身が便利に使われる籠なら、間違いないろう。更に一番良いのは、かなりのボリューム感がありますので壁面も部屋の雰囲気も、随分と格好良くなることは間違い無い事ですぞね。
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