竹炭モンブランと竹炭鯛焼き

竹炭モンブラン


食欲の秋は、実りの秋でもありますが、ちょうど今年出来たサツマイモを使った美味しいスイーツを社員が手作りましたぜよ。頂に甘栗を王冠のようにかぶったモンブラン。栗で作るからモンブランと思いよりましたが、「いやいや、山のようにモコモコ作ればモンブランではないですろうか?」と言うものですから、ああ、そうかなあと納得したがです。


裏ごししたサツマイモとクリームチーズ、牛乳、砂糖を混ぜ合わせたそうなのですが、三色の山になっちょります。一つはプレーン山、抹茶山、そして竹炭パウダーを乗り込んだ竹炭山ですぞね。それぞれがリッツクラッカーの上に鎮座して、誰かの登頂を待ち望んでいるかのようにも見えますちや。竹炭パウダーは2%弱混ぜたそうですが、意外に黒がハッキリ出た印象です。このような、なめらかな食感のスイーツの場合には竹炭が多少口に残る事もありますが今回の竹炭モンブランは、それもなく、美味しく頂けたそうですぜよ。


竹炭鯛焼き


もうひとつは、紅白のめでたい鯛ならぬ白黒の鯛。型に入れてレンジとオーブンを使うて焦げ目も付けた、ちっくとこだわったスイーツなのです。こうしてみたら竹炭鯛焼きは身体の模様もクッキリ表れちょって、なかなかの出来映え。竹皮に包まれていますが、知らない方が竹皮を開いた途端にこんな鯛焼きが目に飛び込んできたら、なかなかインパクトがあるますろう。


話題には事欠かない竹炭パウダーを使ったスイーツ達、けんど見た目だけではもちろんありませんぞね。炭の微粉末は昔の忍者が解毒の為に肌身離さず持ち歩いたと聞きますが、現代社会でも竹炭パウダーにはデドックス効果等を期待される方が多いのです。まだまだ研究をする余地はあると思いよりますが竹炭をガリガリかじっていた炭職人さんに胃腸の悪い方はいないと言い伝えられるように先人の知恵には何かあると感じちゅうがです。


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