自分は肉も大好きですが、野菜も大好きなのです。もしかしたら、これは高知が野菜王国で、特別美味しい野菜がふんだんにあるせいかも知れませんにゃあ。最近でこそ野菜はスーパーで買いよりますが、特に子供の頃などは近くの方や、竹職人さんに頂いた野菜が毎日食卓に上がりよりました。これだけ明るい太陽の光を受けて育った採れたて新鮮野菜を食べて育っちょりますので自然と野菜好きになったのかも知れんがぞね。そんな野菜好きの自分が、これからの季節は楽しみにしちゅうのは、やはり鍋料理。肉や魚も美味しく食せますが、野菜もまた美味しく頂けるのが鍋ぜよ。
だから、この季節は毎年のように鍋料理の名脇役として国産の使い勝手のよい竹ざるをご紹介しよりますぞね。水洗いした野菜をサッとのせて食卓に運べる便利さ、竹の清々しさが更に野菜を綺麗にみせてグツグツと煮立つ鍋の湯気と共に、食欲も登りに上がっていくのを感じるがです。
本日ご紹介したい名脇役は、磨き当縁ざる。カマボコ状にとって水切れを良くした竹ヒゴをしっかり編み込んだ竹ざるの縁は、細い籐で丁寧に仕上げられちょりますので上品な雰囲気に仕上がっているのです。この竹ざるに竹の身部分を削りだした足を三箇所に取り付けたタイプが新登場しました。何てことのない小さな足なのですが、底面にゆるいカーブのある竹ざるは安定感がありませんが、この小さなな足を付ける事で思う以上の安定感ですぜよ。さらに、底面がテーブル面と接地しないので通気性も良くなり、水洗いした野菜などの盛りざるとしては最適となっちゅうがです。どうやら、今年の名脇役は決定ですろうか。
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