新聞バックというものをご存じですろうか?虎竹の里も高知県の西部に位置しますけんど、更に、ここから四万十川方向に車で走り、雄大な川を横目に山道を進んでいきますとると四万十町十和なる所があり、そこに人気の道の駅「四万十とおわ」さんがあるがです。ここは前々から、こじゃんと(とても)面白い取り組みや商品開発をされていて全国的にも注目される道の駅なのですが、新聞バックは確かここで生まれたものだったように思いますぞね。
何と四万十川は全長196キロもあって、その源流は意外に須崎市の近くにあるのです。そんな事もあり、四万十川清流保全には自分達も、本当に気持ちだけですけんど協力させてもらいよりますが環境を考える中で紙資源の有効活用という事で、この新聞バックが出来たように覚えちょります。
まあ、けんど新聞を使ってバックができるなど考えた事もなかったですが、実際できたものを見せて頂くと、これが丈夫でなかなかエイものながです。最近ではデザインに凝ったものもあって単なる紙バックから進化してファッション性まで兼ね備えたものがあるから本当に素晴らしいがぜよ。
さて、そんな新聞バックを、先日はいくつか頂く機会がありましたぞね。ただし普通の新聞バックではありません、自分達にとったらスペシャルでオンリーワンな新聞バック。何と、竹虎が最近何度か地元高知新聞に掲載頂いちょりますが、その紙面がちょうど読めるように形づくって製作頂いているのです!写真はもちろんですが、文章部分についてさえも全文が読めるように考えた作りになっていて、まっこと心から嬉しくなって、感激してしまうのです。
大、中、小と様々な形の新聞バックを製作して届けてくださったのは当店の昔ながらのお客様でした。竹虎二代目義治が、地域特産の虎竹だけでなく日本全国の竹細工、竹製品を集めた展示場を開設したのは今から45年前の事ながです。それから竹虎本店として、ずっと店を手伝ってきた祖母、そして、切り盛りしてきた店長である母。長い歴史の中で沢山の地元の皆様からのご愛顧をいただいて今日に至っているのです。近年ではインターネットで竹虎を知っていただく皆様も多くなっちょりますが、このような出来事があるたび竹虎を、虎竹の里を守り続けてくれた先人の方々への感謝の気持ちでいっぱいになるのです。本当にありがとうございます!
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