この度、第2回となります日本ネット経済新聞賞の中で「地域貢献賞」と言うものを頂く事なりましたぜよ。突然の事で、まっこと驚きましたけんどインターネット活用に力を入れる企業様を中心に掲載される日本ネット新聞さんだけあって、多店舗展開賞、スマホ賞、海外EC賞、ソーシャル活用賞、オムニチャネル賞など、少し聞き慣れない専門用語のつけられた賞などがあり特徴的ですぞね。そんな受賞には、各部門に全国から合計25社が受賞され、今週の金曜日に東京ビックサイトで受賞式が予定されちゅうのです。
竹虎が受賞させて頂きました「地域貢献賞」は文字通り、地域への貢献を評価して頂くものだと思います。けんど、地域への貢献といいますと、竹虎の場合には実は特別何かが出来ているワケでもなく、地域に貢献させてもらっていてると言うよりむしろ、地域の皆様からは100年前の曾祖父の時代からずっとお世話になり、助けて頂いてきちょります。虎斑竹は土佐藩の時代には藩令により積極的に外に出すことがなかった竹ですので一般には全く知られていなかった竹でした。当時より、この知名度のない虎竹を、この地でしか色づかない日本唯一の虎竹として広く認知いただくためには山主さんはじめ地域の多くの皆様のお力添えと協力が必要やったのです。
元々、大阪天王寺での創業した山岸竹材店は「竹亀」という屋号でありましたが、それが現在の「竹虎」に変わるほど虎斑竹の生産量が増え、日本全国で認められ知っていただけるようになったのは60年も前の話ぞね。それから現在に至まで、自分達は虎竹の里で何かにつけ大きな恩恵を受けながら今日があるのです。今回の地域貢献賞の受賞を契機に改めて考えてみましたが、今でも地域から自分達に頂くものばかり、この受賞にもっと胸が張れて、ふさわしい会社になるように、そして恩返しが出来るように、ますますの研鑽が必要ですろう。
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