竹虎64回目の会社設立記念日でありました先日の10/6日に、ずっと取り組んできましたクラウドファンディング、日本唯一の虎竹自動車プロジェクトが終了したばかりなのですが、地域の活性化に取り組まれる自治体の中にも、この手法に注目されている方が多いようなのです。先日は、ちっくとお問い合わせを頂きましたので、自分が実際にやらせてもらって感じたままをお伝えしたがです。
自分達も手探りで始めましたけんど、期間中に製作した一枚のチラシが分かりやすいかも知れませんぞね。まず、竹虎を知らない方ばかりだと思うところからスタートしました。そこで自分達の紹介からはじまり、どうして今回のプロジェクトになっかのかをご説明したがです。
<日本唯一の虎竹自動車プロジェクトチラシ文章>
はじめまして、虎斑竹専門店 竹虎は創業明治27年、日本の老舗竹材メーカーです。四国は高知県の極一部でしか成育せずイギリスBBC放送も取材に来るような不思議な竹、日本唯一の虎斑竹(とらふだけ)の伝統を守り続けて、今年で121年になります。実は只今、竹虎では「日本唯一の虎竹自動車プロジェクト」といって特産の虎竹を使い電気自動車の製造を計画しています。
「青竹踏みを知っちょりますか?」
どうして、このようなことを思いついたかと言いますと、若い皆様に「青竹踏みを知っちょりますか?」こう質問させていただくと半分以上の方が存じありません。少し前までは日本中どこのご家庭にもあった筈の身近な竹製品の青竹踏みをご存じないのです。日本人と竹は遙か昔より密な関係にあり、生活の中で竹は欠かせない必需品としてあったものです。これは常用漢字だけでも竹かんむりの付く字が、何と140も有ることをみても分かります。竹は、日本の暮らしの中で、ありとあらゆるシーンで役立ちつづけてきたのです。しかし、残念ながら現代ではそれが、忘れられつつあるのです。
日本人の心の故郷
竹は、わずか3ヶ月で親竹と同じ20数メートルもの大きさに成長するのをご存じでしょうか?杉や檜など伐採まで数十年とかかるのに竹なら、たったの3年で伐採でき製品利用できます。だから竹虎では1985年から「21世紀は竹の時代」と、ずっと言ってきました。継続利用可能な唯一の天然資源という側面を持った竹、そして日本人の暮らしに密着してきた竹。都会の方が虎竹の里の竹林に来られて気持ちよいと笑顔になる、何度となくそんな光景を見ていると、日本人の心の故郷は竹林にあり、豊かな気持ちの拠り所となれる場所だと思っています。
環境にやさしい竹
環境に優しい電気自動車で虎竹自動車を製作することにより、そんな竹林を見直していただくキッカケになりますし実際に公道を走ることのできる車ですので、色々な所に虎竹自動車を走らせて行きたいと考えています。道路を走る虎竹自動車の車体に竹を使用できる事自体が、竹の強さ、しなやかさ、等を改めて皆様に知って頂き若い方にも振り向いてもらい、気づいてもらえる大きなツールとなると思っているのです。
<日本唯一の虎竹自動車プロジェクトチラシ文章ここまで>
チラシを読んでいただいてご関心や共感いただいた方のためにQRコードを印字していましたが、このQRコードが分からずにお問い合わせいただく方もおられましたので、別の支援の方法を明記しておくことも必要だと今回思いました。
<日本唯一の虎竹自動車プロジェクトチラシ文章>
今回は「きびだんご」というクラウドファンディングを利用していますが実は、目標金額までにはまだまだ遠く、実現困難な状態です。まずは一度QRコードからプロジェクト内容をご確認いただきご関心のあられる方は田舎の竹屋を応援頂けませんでしょうか?何卒よろしくお願いいたします。QRコードからまたは「きびだんご 竹虎」と検索下さい。2015年10月6日(火)まで募集しています。
●クラウドファンディングとは?
ある目的を持ったプロジェクトに対し、インターネットを活用して不特定多数の皆様に支援(資金提供)頂き、見返りとしてサービスや商品を提供する仕組みです。
●1,500円から支援可能(購入)です。
竹虎は「日本唯一の虎竹自動車」プロジェクトで支援を募集しています。資金提供と言いましても1,500円から参加頂けます。是非、田舎の竹屋を応援頂けませんでしょうか?
●プロジェクト成立について。
目標金額達成した場合にのみプロジェクト成立で、ご支援いただきました皆様に後日商品サービスをお届け致します。目標金額達成しなかった場合は支援金額は返金となり、商品のお届けもありません。
<日本唯一の虎竹自動車プロジェクトチラシ文章ここまで>
そして、一番大事なのは、クラウドファンディングそのもののご説明ぜよ。自分達の周りでは取り組みが進んでいるように思っていても実は一般的には認知度はかなり低く、ご存じない方がほとんどではないですろうか。まったくリスクも何もない仕組みなのですが、知らないがために、せっかくのチャンスをお互いが逃してしますのは、まっこと惜しい事だと思います。
そこで、クラウドファンディングの事、少額から手軽に支援できること、プロジェクトが成立した場合、できなかった場合など、簡単にまとめて明記させていただいちゅうのです。
自分のような田舎者は横文字に弱く、それだけに警戒心も働きますぞね。けんど、分かりやすくご説明させていただければ、徐々に認知度もあがってきた仕組みでもありますので、少し変わった「先行販売」のように考えてご支援くださる方もおられます。これから地方であったり、小さな会社であったりの、大きな手助けの一つになっていくのではないかと思うちゅうのです。
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