「あんな思わせぶりな事を書いておいて...」「結局、あの男は帰ってきたのですか?帰ってないのですか?」そんな語気を強めた感じのメッセージが届いたがです。これには、事の成り行きからお話しせねばなりませんが、一体どういう事かと言いますと実は、色々な用が出来て急に香港に行く事になったのです。香港と言うたら、やはり自分世代にはブルース・リーなのです。ちょうど、週末を利用して行きますので今月18日は日曜日、あの男...、そうタイガー・タケトラが帰ってくるもか?
そこで、「あの男が帰ってくる。(那個男人返回)」と、これで正しいのか、どうか分かりませんが翻訳ソフトで中国語を訳して、まっこと気軽な気持ちで書いちょったのです。そして、前にある企画のために作っていた動画の日付を変更してウェブサイトにアップしていました。
さあ皆さん、ご安心ください?!何とか早朝に時間を作って海辺までひとっ走り、タイガー・タケトラの撮影に行ってきましたぜよ。やはり、香港といえば海を隔てた香港島に見える高層ビル群ですろう。自分は香港島側のホテルに泊まっちょりましたので、そのポイントを探し求めてフェリーで海を渡りパチリとやりましたぞね。
こじゃんと(とても)天気も良くて、朝の清々しい海風の吹く中、まっこと、くつろいだちや...。ホッと胸をなで下ろしましたぜよ。まあ、一応も皆様に予告しておいた事なので、こうして、お約束通りに写真を撮ることができて安心しきっていたのです。
ところが...!!!です。
あんな作務衣で海の前に立ったぐらいでタイガーかえ?
(そう、ストレートに言われていはません)
予告ではブルース・リーおなじみのトラックスーツやったのに?
(そう、ストレートに言われていはません)
何だか拍子抜けした感じですけれど?
(そう、ストレートに言われていはません)
そのような、心ない方からのお声を頂戴いたしました。しかし、そう言われる皆さんに一言申上げたいのです。それでは、皆さんは香港に行く時に荷物をあれこれ入れるトランクの中にトラックスーツを入れていくのですか?トラックシューズもですか?さらに、言うと日本唯一の虎竹ヌンチャクも持っていけと言うのでしょうか?
良識ある大人が、もし仮に税関で呼び止められて荷物を開けることになったら一体、どうすればエイのでしょう。「この黄色い服と靴はなんですか?」あの黄色い色は目立ちますぞね、そう問い詰められたら、どう答えたらエイのでしょうか?空港中の注目を集めてしまうのではないですろうか?
もっと悪い事があります。日本唯一の虎竹ヌンチャクは、立派な武器です!これは当局が黙っていないのではないでしょうか?そんな事をあれこれ考えていたら、とても出張どころではなくなります。
香港は100万ドルの夜景とも言われちょりますぜよ。自分のような外国とは縁遠い者にも東洋の真珠として聞こえた場所、世界中の方が憧れ、心躍らせる美しい大都会を、まさかトラックスーツで歩けとでいも言うのでしょうか?
なので、本当に申し訳ございません。今回は遊びに来たワケでもなし、とても、そこまで出来ません。あんな思わせぶりな予告をしちょりましたが自分が悪うございました、スミマセン。
そう、皆様に正直に謝ろうとも思いましたが...
思いましたが、
思いましたが、
せっかくなので、やりました!!!
トラックスーツは動きやすいのです。しかし、どうして竹虎四代目がトラックスーツなのか...?当然、ブルース・リーの子供心に観て衝撃を受け目に焼き付いたということはあるのですが、トラックスーツは格別なのです。実は、その理由とは...!?
トラックスーツ=虎ックスーツ
だからなのです!!!お分かりいただけましたですろうか。黄色に黒のラインというのも、まさに「虎」虎ックスーツは、いわば竹虎四代目の第二のユニフォームぜよ。
ちなみに、普通にホテルに居る時にはコレ(ホントか?)部屋にハウスキーパーの方が来られたら
「掃除してチョー、してチョー、アチョー!」
言うてます。
ロビーでの待ち合わせでも作務衣よりも分かりやすいと地元香港の方にも大好評ぞね。朝のジョギングや、夕食後の散歩にも最適。ドアボーイの方にも、速攻で覚えていただけるのです。まあ、それはさておき、撮影のお話しに戻りますと一つのポーズだけで良いと思いよりましたが写真撮りしてくれているうちに、もう少し撮りたくなって、ついつい撮ってもらいました。
どこからともなく取りだした日本唯一虎竹ヌンチャク。実は、旅のお供にいつも携帯しちゅうのです。そりゃあ、そうですろう、男は一歩家から出たら七人の敵がいると教わっています。(確か、ことわざにもあるような)特に自分のような田舎者は右も左も分かりませんので、どこで、誰に襲われるか分からんではないですかっ!?
地元の方と二人でも撮りました。
フッと遠い、虎竹の里の事を思い出す瞬間もありました。
週末でもあり、素晴らしいお天気に恵まれてましたので、大勢の観光の方がおられました。トラックスーツは目立ちます、何事が始まったのか?次々人が集まりだして、言葉は分かりませんけんど応援してくれゆうみたいです。スマホやカメラを手に写真を撮りよります、自分の撮影にお付き合いいただくカメラマンを見てよいのか?周りの観光客の皆様のカメラを見たらよいのか?まっこと迷うくらいやったですが、海外の方ばかりだったようですので、このブログをご購読の方は(まさかいないかと思いますが)もし、誰かおられしまたら、この時の画像をいただきたいくらいです。
実は、この時の撮影を快く引き受けてくれた方はマサさんと言います。今回の香港出張でお会いしたい方のお一人でもありますが、どうも撮り方やアングルが普通ではありません。上手ながです、そこで聞いてみたら何と元テレビ局のカメラマンなのです。なるほど、それでか...、ホテルのロビーにトラックスーツで登場しても通訳の方は目に動揺がありましたけんどマサさんは、まったく平然としちょりました。
さて、しかし、そんな元カメラマンのマサさんの職人魂に火がついたのか?更に、もっと撮ろうと言うのです。日本に帰ってきてから人に言われて気づきましたが、この最初の撮影場所の恐らく近くだと思いますがブルース・リーの銅像が立っている所があるようでした。ところがマサさんが行こうと言う場所は香港文化博物館ちや、観光客の多い所では元プロのカメラマン魂が許さない。後から考えると、そういう事やったのかも知れませんぞね。
香港文化博物館でブルース・リー展が開催されていると聞き行ってみると、大きな銅像がお出迎えしてくれちょりましたので早速、そこでも撮影開始ですぜよ。
日本唯一の虎竹ヌンチャクも出ます。
タイガー・タケトラキックも出ます。
おっと、しかし、撮影できるのはここまで、これから中はブルース・リーの展示品がいろいろ置かれていてシリーズ第一弾から楽しみにして観た世代には懐かしくも、たまらない一時を過ごすことができるがです。
トラックスーツが虎ックスーツだと言うお話しは確か前にも、この30年ブログでした事があったように覚えちょります。虎竹の里において、作務衣が第一のユニフォームであり虎ックスーツは第二のユニフォームだという事をこれで皆様にお分かりいただけたのではないかと思うです。(だから、どうした。ですが...)
さて、今回はあまりに虎ックスーツの着心地がよく高知龍馬空港まで、このまま帰ってきてしもうたくらいぜよ。(しかも、首からは日本唯一の虎竹ヌンチャク)
おっと、ヌンチャクは危険物扱いだと思います。機内持ち込みはダメですぞね。
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