ジャパンクリエイティブトークセッション2015

ジャパンクリエイティブトークセッション2015


先月に少しご紹介させて頂いた事があるのですが、今月10月22日から11月2日までの期間で、ジャパンクリエイティブトークセッション2015が開催されるのです。そこで自分も何故かトークセッションに参加させて頂く事になっちょります。


その小冊子というても、気軽に配れるようなものではないほどの素晴らしく立派な一冊の本とチラシが突然届きましたぜよ。「どうして、日本?」「どうする、日本?」このタイトルは、さすがですにゃあ。まっこと良く考えられていて、モノ作りに関わる方なら常日頃感じることでもあり、今回のトークセッションの中心でもある事を鋭く、短くそのまま言い表しているのではないかと思いよります。


竹虎四代目


会場は西武渋谷店、自分の出番は10/24(土)午後4時からですが、こんな田舎の小さな竹屋がお話しさせてもらう意味あいは何ですろうか?危機感やろうか?モノ作りにも色々ありますけんど、自分達が毎日関わりよりますモノ作り、手作りは普通の皆様が思うよりもずっと早くなくなっていき、一度無くなったものを復活されるのは、こじゃんと(とても)大変ながぜよ。


実は自分も何度か挑戦したことがあり今も挑戦中でもあるがですが、まっこと自分が好きで、自分が見てみたい、触りたい、使いたい、そんな思いがないと、とても出来ることではないがです。ただ、ただ、そこに尽きますぞね。


川越仁恵さん


モデレーターという言葉さえ、あまり聞き慣れませんが、司会をしてくださる方の事のようですが、元東京都美術館学芸員、日本経済大学教員の川越仁恵さんがご担当くださいます。この方は伝統工芸産業研究者という肩書きを持たれちょりまして、今まで様々な商品開発、ブランディングに関わってこられていて、ご自身の企画立案を手がけられたTokyo Crafts & Designでは何と凄いです。2013年度のグッドデザイン賞を受賞されちゅうらしいがです。


学校では勉強したことがないですし、このような立派な方と同席させて頂くなど今から考えただけで緊張しますにゃあ。


どうして日本、どうする日本


日本ならではのモノ作りを考えることは楽しい事ですちや。どうして日本で発展してきたのか辿って行く事は自分達の先人の暮らしを思う事ですし、それは、とりもなおさず自分達自身の事を深く知る事になると思います。


今の作り手の現状、そして未来へと繋がる日本のモノ作り。最近は、作り手と使い手の関係を考える事が多いがです。自分達の竹は泥臭く、生活にもっともっと近いもの。東京のど真ん中で、話すような事ではないようでもあり、だからこそ、お話しするべき事なのかと思ったりもしちょります。


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