340万円!?笑わせるな!そんな大金が竹に集まる訳がないぜよ。毎月一回開く全社会議で、皆の前で初めて話した時の事やった。
「日本唯一の虎竹自動車プロジェクト」
この時は社員も、職人も本気にしていなかった。竹の車?何を夢みたいな事を又言い出して...。田舎の20人しかいない小さな竹屋に、とうてい無理だと相手にせんかったけんど、
本当にそうやろうか?
ここにしかない虎竹の里の事を、120年続いてきた竹虎の文化を蔑ろにして、一番知ろうとしていないのは、もしかしたら自分たちではないろうか?
只今220万円突破。あと35%で目標達成ぜよ。
挑戦は竹虎だけのものではないと思うちゅう。竹産業をはじめとした日本のモノ作りやったり。伝統産業やったり。地方の活性化やったり。
この竹の車が走り出すと同時に、忘れられかけた「志」が走り出す。
クラウドファンディングは二代目祖父が不慣れな土地で、苦労して会社設立を果たした記念日の10月6日まで。
「不可能」とは可能性だ。
「不可能」なんて、ない。
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