先の高知e商人養成塾が毎年開催する1泊2日の合宿に、尾崎正直高知県知事にお越し頂いちょりました。広い高知県を西へ東へ移動されて、こじゃんと忙しい知事に来てもろうて、こんなに嬉しい事はなかったです。まっこと、ありがとうございました!!!尾崎知事が来られる事によって、あの二日間がビシッと引き締まった。自分達の学びが、自分達を、周りを、地域を、高知を、地方を変えていく、ひとり、ひとりにその使命感を改めて感じてもらえたと思うちゅうがです。
実は高知e商人養成塾の勉強会にお越しいただくのは二回目の事やった。はじめてお越し頂いたのは2012年の事、この時には尾崎知事の挨拶の前に、自分がちっくとお話しさせて頂こうと思うちょりました。インターネットの活用こそが高知の命綱であり、地産外商には絶対に欠かす事のできないと聴いてもらいたかったがです。
2012年e商人養成塾新春大講演会 竹虎四代目挨拶
さて、今回はどうやったかと言うと、今度の合宿にもお越しいただけると決まった時から、お集まりいただく皆様には当然なのですが、一番心して聴いてもらいたいと思いよったのは、やはり知事やった。
テーマは「クラウドファンディング」。いやいや、別にこんな流行のような仕組みはどうでもエイ。けんど、小さく、弱く、何も持っていない自分達のような田舎の竹屋が、それでも日本に誇れる志ひとつあれば、何ちゃあ、おじる(怖がる)事はない、東京も高知も何ひとつ変わらない時代になっちゅう言う事を、日本で経済力が一番低いと言われる県のトップの方にお伝えしたかった、ただ、それだけの事ながです。
竹の自動車を創りたいと、いくら考えたとしても、こんな仕組みがなかったら、お伝えする術がなかったら、もっと、もっと苦労したり、結局あきらめたり。
けんど、今は思う、無限ぜよ。
毎年どんどん生えて、たった3ヶ月で真っ直ぐに天を目指して20数メートルにも成長する竹みたいに無限の広がりがあるのではないですろうか?
そういう意味で自分達は、こじゃんと(とても)幸せな時代に生かされちゅう。もう少し時代が前やったら、こんな事は考えられなかったかも知れません。都会を目指して行かねばならなかったかも知れません。
前日に、たまたま竹虎を応援してくださるお客様より大きな支援をいただいて、感涙が乾かないうちに更に信じられないような嬉しいご提案を頂戴した所でした。こんな、ちょうどのタイミングで事が動くとは、やはり運がエイ。「竹の神様」と、いつも冗談半分で言うけんど、本当に、導かれているとしか思えない事が多々ありますぞね。
まあ、そうは言うても道はまだまだ中半。これから、先は長いですし、とやらねばならない事ばっかりぜよ。課題は山積されちゅう。失敗もありますろう。けんど、こんな小さな歩みの積み重ねのその先に、高知県行政トップの方と、高知経済界トップの方と、揃うた笑顔が見られる事があるとしたならば、自分の力の限りはやらせて頂きたいにゃあ...。そんな風に思いゆうがです。
知事にも力説したクラウドファンディング。お金を集めるのではない、心を集めるものぜよ。本気で変わると思わんと、何ひとつ変わらない。日本唯一の虎竹自動車プロジェクト
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