自分は田舎者ですきに海外旅行などは今まであまり行く事がなかったがぜよ。それが、今年の2月にはストックホルム国際見本市に参加させていただき、そして、先月はパリにまで行く機会があったがですぞね。旅慣れた皆様やったらご存じのように、アメリカ東海岸やヨーロッパなどは10数時間のフライトとなりますちや。まっこと退屈やし、同じ姿勢で座るのは大変でもあるがです。
実は旅行の前に色々とアドバイスを頂いていたがですが、エコノミークラス症候群(ロングフライト血栓症)という話しを聞きました。これは飛行機の高度も関係していて国内線と違い、気圧も下がるので血流が悪くなり引き起こされるとの事。そこで、足の指や、歩いて動かす事によって予防できるとも知ったのです。小まめに立ち上がりトイレに行くなどして、同じ姿勢でいない事に気をつけたらエイにゃあと思ったのですが、これほど酷い症状がでないまでも、慣れないロングフライトです、足のむくみや疲れ、気分転換などに何かないかと考えていて、すぐに思い出したのが、かってJALだったかANAだったかで機内乗務員として、ずっと働かれていた方の事だったのです。
この方も国際線のお仕事で足のムクミをとるのに青竹踏みを使ってみたところ、キツキツやった靴に指一本入るほどになり、その効果に驚かれて、以降ずっと青竹踏みを愛用しゆうとのお話しでした。青竹踏みは竹を半分に割っただけのシンプルな構造ですが、古来、日本ではご家庭に一本くらいは常備されてちょって、足の健康のためにずっと使われてきたものなのです。ところが、最近の若い学生さんなどに聞くと半分くらいは、何と、この逸品の存在をご存知ないのです。先のキャビンアテンダントの方も、たまたま仕事場に置いてあったて初めて使われたのでした。
ところが...です。機内乗務員の方でしたら職場に常備されちゅうモノであり、自分で手荷物として持ち込むという事ではありません。長いフライトに備えて青竹踏みは持ち込みたいけんど、長さが40センチ、重さ350グラムの半割の竹というのは、いくら良いものであったとしても少し躊躇されるかも知れんがです。
そこで、何か忘れちゃあしませんか?そうぜよ!この青竹踏み(携帯用)ながですぞね。実は自分は職場やったり自宅やったりに青竹踏みは常に置いていて、電話をかけながら、テレビを観ながら毎日使うようにしちょります。なので長期の出張には、できるだけ持参することも多いのですが、通常の青竹踏みにくらべて長さ長さ20.5センチ、重さ150グラムと、格段にコンパクトで鞄にも楽々はいるサイズに仕上げちゅうがぜよ。それでいて、普通の青竹踏みが1本の竹を半分に割るのに対し、6対4の比率で割っちょますので1本の竹から1個しか取れませんが、足にはギューとピンポイントで効くのです。
今回のロングフライトでは、携帯用青竹踏みが、こじゃんと(とても)大活躍しましたぜよ。周りが薄暗くなって、寝静まっちゅう中、立ち上がり、シートに手をかけてフミフミ、フミフミ...。いやいや、まっこと少しの事でここまで気持ちがエイろうか?この携帯用も元々はお客様からのお声で作った製品ながです。ありがたいお声に感謝しながらフミフミ、フミフミしたがぜよ。
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