イギリス王立芸術大学のファッションショー

王立芸術大学ファッションショー用竹材


虎竹とイギリスの関係...?そう言われても一体何の繋がりがあるのかと思いますろう?あまりにも、イメージも掛け離れすぎていて、さっぱり分からないかと思いますが、実は、もう20数年前の事、イギリスからBBC放送が取材に来た事があるがぜよ。当時から海外のバンブークラフトの方が見学に来られたり、竹の好きな欧米の方がお買い物に来られる事はたまにありましたけんど、さすがに外国から、わざわざメディアの方が来られる事はありませんでした。


BBC放送は、ご存じのように日本で言うならNHKさんのようなテレビ局ぞね。イギリスを代表されるようなテレビ局にお越しいただいた事が嬉しくて、その時のプロデューサーさんが虎竹の模様をご覧になられて「ミラクルバンブー!ミラクルバンブー!」と連呼してくれた事が嬉しくて、それ以来、イギリスBBC放送の話しは1000回はしちょりますろう!いやいや、もしかしたらもっと多いかも知れませんちや(^^;)とにかく、外国は行った事のない所ばっかりではありますが、イギリスというのは自分にとって、そんな国なのです。


さて、そんな好感度抜群のイギリスはロンドンに王立芸術大学(Royal College of Art)なる有名な大学があるそうながぜよ。先日、そこの大学院で学ぶ方から連絡がきました。日本の方が遠くイギリスの大学院まで行ってファッションの勉強をしている事に驚きましたが更にビックリしたのが、竹を衣服のデザインに取り来れてコレクションを製作されている事でした。そして、若い方ですが異国の地で日本人としてのアイデンティティをご自身なりに解釈されて衣服に表現するファッションショーに共感しました。これは、竹で出来る事なら何でもやらせてもらいたいと思っていたら、


何と、オマン(あなた)高知県出身かえっ!?


それでなくとも「日本人×イギリスで竹を使う=虎竹」日本の方が海外で発信するのに日本唯一の竹を使わなくて一体何を使うのか?と思いよりましたが...。「高知県人×イギリスで竹を使う=絶対に虎竹しかない」に一気に最高段階までバージョンアップしましたぜよ。高知県出身者が自分を表現するのに世界でも高知にしかない竹を使わずして、どうするっ!!!自分の生まれ育った郷土の竹を使わずして、どうするぜよっ!!!


王立芸術大学ファッションショー高知新聞取材


6月にあるという王立芸術大学のファッションショーは、ちっくと特別なものになりそうですにゃあ。けんど、高知出身のデザイナーさんが高知の竹を使うてイギリスで洋服作りをするか...。高知新聞の記者の方も駆けつけて頂いてますので、今回作った竹ヒゴの事について工場長が詳しく説明させてもらいよります。


いかん、いかん、けんど、ゆっくりしている場合ではないにゃあ。早速土讃線安和駅発のダイヤを調べんとイカン。それから龍馬空港じゃあ、ボンバル機、いやいや海外ならYS11か...(もう飛んでません)。まあ、そんな事はどうでもエイ。大事なことは、熱い現場にワシが立つことぜよ。油は、いつでも満タンやきに燃え上がることぜよ。


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