「青竹踏みを、ご存じですか?」
こんな風に質問をしたら、一体に何を馬鹿な事を聞いているのやろうか...。そう思われる方も、いらっしゃるかも知れませんぞね。昔から、どこのご家庭にも一つくらいはあって手軽な健康法として愛されてきた青竹踏みですので「あの、青竹踏みとは又違う何かあるのだろうか」改めて聞かれると、自分などついそうやって勘ぐるくらい日常に溶け込んだ普通の家庭用品と信じ込んでいたのです。
ところが、そんな常識を覆す事が起こりましたぜよ!?2001年春から毎年、地元の大学生を招いてインターンシップを開催させてもらいよります。ある年にはインターンシップの学生さんと竹林見学の学生さん合わせて30名を越える皆様にお集まりいただきました。人数が多いものですので、店舗での竹製品の説明にも長い時間を取って色々とお話させていただいていたのです。
そこで、ふと青竹踏みが目に付いたので「足の疲れた学生さんは、これを踏んでもらってエイですよ」気軽にそう言うたのですが、反応が今ひとつなのです。あれれっ?と思うて見ていたら青竹踏みを手にして表を見たり、ウラを見たりしているので、もしかして...いやいや、まさか...そんな気持ちで聞いてました。
「青竹踏みを使った事ないがですか?」
そうすると何と返って来た言葉が、
「アオタケフミとは、何に使う物ですか?」
ショックでした!日本人の竹離れは、どんどん進んでいるのは感じちょりましたけんど、若い皆様とは言え、同じこの自然豊かな高知県に暮らしている学生さんが青竹踏みを持っていないまでも、使い方もしらないとはっ!?急いで集まってもらって全員に同じ質問をしてみると、何と半分の15名以上の方が青竹踏みが何なのか知らなかったがです。当然知っているのが当たり前と思っていた常識が覆えった瞬間でした。「これは、イカン」こんな若い皆様を目の当たりにして危機感を抱き、青竹踏みを少しでも知っていただくようにしていく決意をしたがぜよ。
思えば、青竹踏みは竹を半分にしただけの(本当には、そんなに簡単でもないですが)まっこと、簡単で、誰でも、何処でも、フミフミできる健康グッズ。足のムクミや疲れが取れると、国際線のキャビンアテンダントさんにもヘビーユーザーがおられるスグレモノですが、ワンコインでお求めいただける手軽さもありますし、竹を知っていただくキッカケにはうってつけの製品でもあります。普通のサイズのものの他に、カーブーを急角度にした上級者タイプや炭化加工してカビや防虫対策をしたもの、出張用にハーフサイズにしたもの等も作っちょります。日本全国、一家に一台の復活を目指して頑張りますぜよ(笑)
コメントする