ストックホルム・ファニーチャーフェアで絶賛

雑誌「ELLE DECOR(エル・デコ)」4月号


早くブログに掲載したいと思いつつ、こんなに遅くなったがですが、2月に行かせて頂いていましたストックホルム・ファニーチャーフェアでのジャパンクリエイティブの活動が絶賛されたと。雑誌「ELLE DECOR(エル・デコ)」4月号に掲載されちょりますぞね。


今回の出展にはドイツ人デザイナー、ステファン・ディーツさんと竹虎の竹家具の他に、福井のシリコーンメーカ-SHINDOさんとフランスのデザイナー、ピエール・シャルパンさんの耐熱性の高いシリコーン素材のお香立て&キャンドルホルダー。そして、波佐見焼の西海陶器さんとイギリス、バーバー&オズガビーさんの陶器を透過する柔らかい光が美しい照明器具など、合計3社がブースに展示されていたのです。


雑誌の記事の内容は、寒い会場の外とは打って変わって熱気満々だった見本市の雰囲気を良くまとめてお伝えいただけているのです。自分も文章を拝読させていただきながら、初めて参加させてもらった海外での展示会が蘇ってくる気分ながぞね。


ドイツ人デザイナー、ステファン・ディーツさん


展示会期中は他の出展されちゅう会社様を全て見て回ってきましたが、竹素材というもの自体少なかったですし、ましてや素材感を全面に出した展示は皆無だったので、来場された皆様が足を止め魅入るのは予想通りでもありました。日本の竹には、それだけの力がありますし、自分達が思う以上に「日本=竹」のイメージは海外では浸透しているのです。


昨年から意識的に海外に出るようにしてきちょります。韓国、台湾、ニューヨーク、ストックホルム、そして5月にはパリ、ロンドン。たまたまご縁が繋がり、何処に行っても竹の世界が広がります。これからも日本の竹にこだわり、日本ならではの発信をしたいと思っています。けんど、だからこそ自分の中に固まっている竹を壊したいがです。時代はどんどん進んでいきよります。そんな流れに合わせる事は無いと思うちょりますが、竹虎も120年の歴史の中で変わり続けてきたように、今、これから、常に変わり続けたいと願うのなら、自分が、これまでの竹を捨てる事も必要かも知れません。


ストックホルムの展示会で嬉しかった事は沢山あるがですが、一番嬉しかった事は、乗り換えのロンドン・ヒースロー空港で竹虎のお客様にお会いできた事ですぞね。


「いつも、ホームページ拝見させてもらっていますよ(笑)」


こんな来た事もない遠くにまで来ても竹虎のお客様にお会いできるのだと感激したのです。こうやって、まっこと沢山の方に愛され、可愛がっていただく竹虎。先代、先々代、初代と虎竹の里を守り続けてきた先人の皆様のお陰と感謝の気持ちで一杯になりますが、責任の大きさにフンドシならぬ腰の前掛けの紐をギュッと締め直す気持ちぜよ。明日も、こうあれるように自分たちの価値ある挑戦は一日たりとも止める事は出来ないがです。


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