ストックホルム・ファニチャー・フェア(Stockholm Furniture Fair)は、北欧最大の家具国際見本市との事ですがスウェーデンはじめ北欧の国々は、インテリアなどのデザインが洗練されちょって、前々から憧れの土地ではあったがです。外が雪で閉ざされる生活環境なので、室内をできるだけ楽しく快適に、毎日をすごせるように家具やデザインが発展してきたと聞きますけんど、さすがに寒さが高知とは全く違いますぞね。会場であるストックホルムスメッサンまで駅から徒歩で数分ですが、この間にも、滑りそうな道路には雪が降っていました。まっこと今日はいつもの竹虎の里のマフラー(いわゆるタオル)を首に巻くだけではなくて、祖父の愛用しよった毛のマフラーを持ってきて良かったぜよ。
今回の竹家具のデザインを担当して頂いたドイツ人、ステファン・ディーツ(Stefan Diez)さんに久しぶり再会しましたけんど、会場に到着されたと連絡があってから、なかなかジャパンクリエイティブのブースには現れてくれないのです。確かに広い会場ではありますが、それにしてもおかしいにゃあ。そんな風に思いよりましたが、実はステファンさんは超人気のデザイナーさんで、あっちの会社、こっちの会社で意欲的に活躍されよりますので、それぞれのブースから、なかなかコチラまで辿り付けずにおったのです。
こうやって現地に来させてもらって初めて気がつく事があるのですが、こんな多忙なステファンさんが良く二度も高知までお越しいただけたにゃあ。改め感謝の気持ちがわき上がってくるがです。
ちょうど日本から雑誌「ELLE DECOR」さんに取材にお越し頂いちょりました。ステファンさんは編集の方と早速展示されちゅう竹ベンチに腰かけて話されるがです。そもそも竹で作ろうとした最初から色々と質問があったのだと思います。こじゃんと長い時間竹ベンチでの取材は続きよります。
この展示場には家具や照明、テキスタイル、インテリア小物など、700社以上の会社様の様々な展示があったがですが、会場をくまなく歩いてみても、これだけ沢山の参加企業があるのに竹を使うたものは、ほんの極一部に限られていて、ほとんど見当たりません。当然ながら、ここまで大胆な竹の設えは、かなりのインパクトがあって、会場に来られる方の注目を集めるには十分のパワーがあると思うたのですが、想像するよりも来場の皆様の竹への関心の高さを新鮮に感じるのですぞね。
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