竹屋の絨毯?

竹編み


土曜日は休みですので広々とした竹ばっかりの工場が静まりかえって、これは、これで実はなかなか好きながです。金曜日の夕方から、あちこちに広げて乾燥させているのは、梅干し用のエビラ籠に使う竹の網代編みながぜよ。


新しい竹を使うて編み上げられちょりますので、まだまだ生しく、竹表皮を使うた部分は青々として気持ちがエイもんです。けんど、ご存じない方が見られたら一体何と思いますろうか、風通しのよいようにの下に枕木を敷いちょりますけんど、さすが竹専門の工場じゃ、竹の絨毯を一面に敷いちゅうにゃあ!そう思われる方もおられるかも知れんぜよ。


土用干し


こうやって編まれた竹が木枠をつけて仕上げをされてから、また、来年のシーズンにはこうやって縁側や、いえいえ都会のマンションやったらベランダですにゃあ、吊られたり、置かれたりして、美味しい梅干し作りにお役にたてるがですちや。


おっと土用干しだけではないですぞね。料理で余った野菜などを干し野菜にされる方も増えているようです。野菜を無駄なく捨てる事なく利用できますし、なんと干した方が旨味や香り、栄養価が高くなるそうぜよ。高知県などでは、大根やニンジンを干しているのは、まっこと、いつもの当たり前の光景ですぞね。通りがかりに良く目にしますけんど、都会のベランダでも、洗濯物の横に普通に並ぶようになったらエイですにゃあ。


コメントする