お陰様で竹虎はどういうワケか色々なマスコミの方には可愛がってもろうちょります。イギリスのBBC放送にお越し頂いたのは、もう25年も前の事かと思いますが、その後は記録の残っている1998年の雑誌「サライ」さんから今日現在までで、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌掲載が何と329回ですぜよ!特にインターネットに本格的に取り組みだした2001年以降には、日本唯一の虎竹の事を広く知って頂く事ができて来たのか、記者やライターの方など人にも恵まれている部分も多かったのか、まっこと、こんな竹しかない遠い田舎まで良くお越しいただけるにゃあ。と、心から感謝しながらも恐縮するような事が多々ありゆうがです。
さて、そんなマスコミ掲載ですけんど、最近、また立て続けに書籍に載させていただく嬉しい機会がありましたぞね。自分達のような小さな会社では広告を出すような事は夢の又夢やきに、このような本に取り上げて頂く事でそれが広告のような効果が生まれ、一人でも多くの方に竹の事を知って頂ける機会になっちゅうと、本当に有り難く思うがです。
今回の掲載誌の一つは週刊東洋経済さん発行「eコマースの強化書」。ネットショップ大集合という事で28店の元気なお店が紹介されちょります。雑誌掲載の、もう一つのエイ所は同じく掲載されたお店様など、こうやって目にする機会があるゆう事ですろうか。勉強は昔から大嫌いですき、こんな時に他の会社様の事を学ばせてもらうがぜよ。インターネットの世界は自分のような田舎者には、流れが速すぎて、なかなか付いていけませんぞね。前までドックイヤーと言われていたのが誰が言うたのかマウスイヤー、15年分が1年の間に起こるいう猛スピード!?こりゃあ、無理ですにゃあ。
勉強不足で知らないお店様がいっぱい有る中で、竹虎は背水の陣で始めた老舗竹屋としての挑戦の事を話しちょります。目新しい事は何一つ無いですけんど、ずっと竹のように真っ直ぐにやっていきたいと思いよりますので、ただその事をお話しさせて頂いちょります。
さらにもう一つは技術評論社さん発行の「Facebookページ販促&集客ガイド決定版」。この本では、お客さんやスタッフを登場させて「ヒトケ」を演出しようとか、運営者のキャラクターを全面に出すとか、そういう事が掲載されちょりますが、SNSで一番大切な事は、自分らしさという事ではないかと思うちょります。身の丈に合うた本当の自分達や竹の事を知って頂く事であり、何かを作るとか、ノウハウやテクニックなどあるワケではないがぜよ。
自分は前々から「インターネット=人」やと言うてきました。バーチャルな仮想世界だけなら分かりませんけんど、これからネットの世界は、ますますリアル化してくるがではないろうか?きっかけはインターネットやとしても、関心を持たれて虎竹の里までお越しいただく都会の方は増えよりますし、インターネットからリアル、そしてリアルからインターネットへ、このサイクルが益々進んでいくからこそ可能性を感じますし、本当の意味での地方の時代とも思うがですぞね。
こうやって雑誌などに掲載される度に竹虎はさもネットに特化した進んだ会社のように思われる方も、もしかたら居るかも知れませんちや。けんど、実際はインターネットなどの事は自分はあまり知りませんし、ネットでの技術競争なら都会の方が、やはり情報豊富ですので、太刀打ちする事はかないませんろう。
自分は竹屋です、自分にしか出来ない事、竹の事をやっていくだけぜよ。竹のように真っ直ぐに天を目指して行くけんど、もう一つ竹に見習うのは竹がそれぞれの竹同志が地面の中で手を伸ばし、お互いが握り合うちゅう事、支え合うちゅう事、助け合うちゅう事ぞね。竹は凄いですちや、日々教えられる事ばっかりですろう。
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