6月に韓国の潭陽(タミャン)の竹祭りにお伺いさせて頂いた際に、来年に開催が予定されちょります世界竹博覧会、世界竹会議の開催地推進委員会の会長である賓道林さんにお会いさせてもらいました。ドイツ人の方ですけんど韓国潭陽の竹に惚れ込んで、今はこちらに移住され竹に関わられちゅうとの事やったがです。
是非、日本に来られる事がありまたなら、虎竹の里にも足を伸ばしていただきたいとお話させてもろうちょりました。ツアーのお客様が選ぶご当地グルメで上位に選出される高知県ですが、実は高知に来られた事のある方はビックリするばあ少ないがです。羽田から飛行機で1時間とちょっと位なのに、どうにも遠い印象があるようながです。けんど一度来られた方は皆様口を揃えて「高知が、こんなに近いなんて思っていなかった」こう言われるがぞね。そんな事をお伝えしちょりましたら、なんと思いがけず来月9月に来日のご予定があるとの連絡が来ましたぜよ!
まっこと(本当に)嬉しいちや、こんなに早く日本唯一の竹をご覧いただく機会がくるとは。またまた、これは竹の神様にお礼を言わんとイカンろうか?そう、思うてスケジュール表を確認してみたら...
ええっ!?なんちゅう...!ちょうど、その時には自分もどうして外せない仕事があって、高知におらんがやきに...!自分予定が何とか変更でんないろうか!?あれこれ日程をくって調整してみましたけんどどうにもならんがです、こんな時いつも思うのは「身体が二つ欲しい!」言うことやちや。
けんど、どうしようもない...これはピンチ。ピンチにはピンチヒッターやにゃあ。一応代打要員も用意して、それならそれで準備の仕方もありますきに、気持ちを切り換えて返事を待ちよったら、おおっ!やっぱり竹の神様はおりますぜよ!賓道林さんの来日予定が何とか変更できそうながです。こりゃあ、ラッキー!こじゃんと嬉しいちや!まっこと、ドキドキわくわくして来ましたぜよ。
そして、この喜びと感謝の気持ちを言うに行くがは、やっぱり、ここだけ、100年前から続く山道を登った竹林ながです。