虎竹茶は日本唯一の虎竹の葉をお茶にしちょります。竹葉を集めるのも冬ですし寒い季節に出来上がるものやきに、だいたいは熱いお茶としていただく事が多いがです。けんど、やっぱり南国土佐と言われるほど。暑い暑い高知の夏が近づいてきちょりますきに、お茶も冷たくアイスで飲んでほしいと思うちゅうがです。そこで先日は新虎竹茶をアイスにして、近くの女性スタッフに試飲してもろうたがです。やっぱり鋭い若い女の方の感性で見てもらおうと思うたがぞね。そしたら、思うたよりも色々な嬉しいお声をいただきましたちや。
お茶は少し熱すぎるかなと言うくらいの温度で飲むのが好きですが、やっぱり夏はごくごく飲めるようすっきり冷やしておくのが最適です。アイスで飲む虎竹茶は湯のみで飲む時よりもさわやかな味わいだと感じました。暑い夏は食欲がなくなってしまいがちですが、さっぱりとした虎竹茶と一緒ならご飯も美味しく食べられそうです。また、グラスに注いで綺麗な虎竹茶色を楽しめるのもアイスならではの醍醐味だと思います。
アイスの虎竹茶は香りや風味が更にキリッと引き締まって、一口飲むと口いっぱいに、竹林の涼しさが広がります。私は夏バテ対策にカレーや担担麺など辛いものを時々食べるのですが、味が濃くて辛いメニューは虎竹茶ときっと相性抜群、サッパリと美味しくいただけそう。暑い外から帰ってきた時やお風呂上りにこの一杯があったら、私は絶対嬉しいです♪
アイスで飲む場合、透明なガラスのコップに入れるということを絶対におすすめします。透き通った若葉のような色が透明なグラスにものすごく映えて、目だけでまず楽しめます。温かい虎竹茶とは違い、鼻をグラスに近づけても香りはありませんが、飲んでみるとしっかり竹の香りが鼻を通ります。虎竹茶だけで飲むと甘い味がしますが、後味はすっきりしているのでご飯を食べながらでも、甘いものをいただきながらでも、どんな時でも楽しめそうです。夏にはピッチャーに入れて冷蔵庫に常備しておき、ごくごくと飲みたい、そんなお茶です。
「口の中がさっぱりして気持ち良い、すっきりする!」という感覚です。温かいと濃厚だった虎竹茶の味は冷たくするだけで、さっぱり。ゆっくり味わって見ますと、だんだんと虎竹茶のほのかに甘い本来の味が出てくるのが分かります。飲みやすいのでゴクゴクっと一気に飲んでしまいました。今まで暑い日には、ミネラルウォーターを買って飲むことが多かったのですが、冷たい虎竹茶にすれば、涼しさとスッキリさで熱い体をうるおしてくれること間違いなし。今年の夏が待ち遠しいです。
自分達が生まれ育った懐かしい古里。そこにしかない不思議な竹、虎斑竹(とらふだけ)竹の葉がお茶になるとはご存じない方がほとんどですろう。キキリッと冷やして飲んでもらいたいにゃあと思うちょります。
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