雑誌「シガ宅」に掲載頂きましたぞね

雑誌「シガ宅」


雑誌「シガ宅」と聞いても実はピンと来なかったがですが、出来上がってきた本を拝見させていただきますと、これがなかなかエイがですちや。「~住みたい家がここにある~」と言う副題の付いた、実際のご自宅の実例レポートも掲載された雑誌やったがですけんど、雨水タンク、グリーンカーテン、太陽光発電、薪・ペレットストーブ、HEMS(Home Energy Management System)蓄電システム、そして、コンポストなど最近自分も何となく気になっちょりました。自然を活かした住宅生活が満載されちゅうがです。


これは面白いと、ついつい時間を忘れてページをめくりよりましたが、簡潔に分かりやすく構成されちゅうので読みやすく「エコキュート」も言葉だけは知っちょりましたが、その実どんなものかハッキリ知る事ができましたし、断熱ドア、内窓、節水トイレなど省エネ対策も知らない間に、こじゃんと進んじゅうと感心しましたぞね。


さて、そしたら竹虎がどこに掲載されちゅうかと言いますと、住宅を「癒し、健康」という切り口で見たページでした。シックハウス症候群という言葉をご存じですろうか?家の中には、その原因と言われる化学塗料や接着剤が使われますけんど、そこから出るVOC(揮発性有機化合物)を吸着するような、いろいろな内装材に人気が高まっちゅう事を聞いた事があるがです。雑誌「シガ宅」にも漆喰や、近年良く耳にするうよになった珪藻土。それからエコカラットなどが紹介されちょりますが、そんな中に消臭、調湿の効果的な竹虎の竹炭を取り上げて頂いたがです。


このような本の発行される背景を思うても、やっぱり時代は環境を考えた自然との調和に向かいよりますろうか?思い出すのは先日お伺いさせて頂いた竹職人さんのご自宅ですちや。古い民家を改装されて工房も併設されちょりましたが、長年使われてきた床板の渋い色艶が何とも懐かしく心安らぎます。日当たりのよい縁側があり、薪ストーブの置かれた土間があり、開け放した引き戸から心地よい山の風が通りぬけよりました。もしかしたら自分たちの求める最高の暮らしは、ちっくと前の日本の家に既にあったがではないろうか?考えてみよったら、そんな風にも思えてくるがです。


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