これは又変わった竹細工ですぞね。竹編みの中央に木製の板がはめ込まれちょります。お盆としても使えなくは無いような雰囲気ですが、それは、ちっくともったいないですろうか。
どちらかと言うと座卓のような使い方が一番やにゃあ。秋の夜長ですきに縁側などに持ち出して、座布団で囲んで風流に過ごすのにはバッチリぜよ。竹編み部分が二重編みになっちゅうので、持った時に独特の柔らかさがあって、こじゃんと扱いやすいのも気に入っちゅうところながです。大きさから言うて飲み物だけ置いたとしてもせいぜい三人までくらいやろうか?そんな事を話しよったら、いやいや、そんな事はないぜよと横槍がは入ります。
「一人に一台づつあったらエイやいか...。」
ああ、なるほど、まっことその通りですちや。けんど、そうなったら、なかなか高価な宴席になりそうですぞね。
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