沢山の梅干しを漬けられるお客様からお便りを頂きましたぞね。今年は例年に比べて更に沢山漬けられちゅうご様子で、まっこと(本当に)圧巻の土用干しながです。お写真を拝見させてもろうて感心しますのは、その量のこともありますが粒の大きさや色合いにより選り分けられて、まるで梅干しが整列しちゅうみたいに丁寧に並べられちゅう事ですちや。これだけでも美しく、絵になっちょりますぜよ。
画像の上の方に写っているのが竹編み平かご。こうやって、ご愛用いただく事を見せていただきますと、何とも嬉しさが込み上げてきますけんど、このエビラとも呼ばれる竹編みかごはもともと普通に農家さんなどでは広く使われていた物ながです。自分の母なども梅干しだけではなくて、干し大根、椎茸、時には人参などなど野菜干しにも使い勝手のよいようで良く利用するかごぞね。
土用干しでも、野菜干しでも天気の良い日を選んで数日間干しますので、たとえば2枚、3枚で使う時には、エビラだとそのまま重ねて家の中に収納しておくことができます。これが結構便利なポイントで、みなさまに喜んでいただきゆう所ではないかと思うちょります。こんな風景が日本のあちこちにあってから、ちっくとでもお役に立てちゅうとしたら職人共々、まっこと嬉しい事であり、ありがたい事やと思うがです。
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