竹ワインクーラーと嬉しい再会

竹のワインクーラー


は日本国内だけでも660種類もの竹があると言われよります。だから、エンピツのような細さの竹から、直径が20センチ近くて数メートルの短さに切ったものでさえ、普通の方やったら重くて担ぐのが、なかなか大変なほどの大きな大きな孟宗竹(もうそうだけ)まで様々ながです。それぞれの竹に特徴があってから、その良さを活用した商品作りがされよりますが、この太い孟宗竹は直径のサイズを利用して竹器として色々な竹製品に利用されゆうがです。竹虎でずっと長く扱いよります竹のワインクーラーは、孟宗竹の中でも直径の太いものだけを厳選して十分に乾燥させてから削りだし、塗りをして仕上げられちゅうがですが、実は先日、こじゃんと嬉しい出会いがあったがです。


自分は田舎者ですきに、あまりお店に出かけて食事をする機会などはありませんけんど、たまたまお伺いする事になったレストランで厨房や、働かれるスタッフの方は気になりますので何気に見よりましたら、なんと、なんと、遠くのカウンターにズラリと並べられちゅう見慣れたワインクーラー!思わず駆け寄ってみましたら、やっぱりそうですちや。虎竹の里から届けられていった竹ワインクーラー達が元気に働きゆうではないですか!


まっこと、こじゃんと感激しましたちや。竹は風合いが抜群によい代わりに、乾燥などによって割れなどが出来てしまいますので他の素材に比べて管理が難しい素材ながです。高知から遠く離れたお店でで、こうやってご愛用いただきゆうとは、一流のプロの方にも認められたようで、思わず笑顔がこぼれるがです。あんな遠くまで...帰社して社員に話していたら、


「遠くと言うたら、ロンドンのレストランの注文きちょります...」


デリケートな竹素材を上手くお使いいただけるろうか?ちっくと心配もしながら日本から旅立つワインクーラーにエール贈りゆうがです。


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