ああ、遂にあの思い出のラフォーレ琵琶湖に行くがぜよ。2001年の10月27日、28日の合宿が終わってあのホテルの玄関から外にでると、秋の夕日にオレンジ色に染まりつつある、それは、それは、美しい琵琶湖が目の前に広がっちょりました。
川面を渡ってくる風が爽やかで心地よくて、これから自分がやらんとイカン途方もないような長い長い道のりに結構、げんなりしちょりましたけんど、こじゃんと清々しい風に当たって、気持ちが新たに切り替わった、今でいうなら「よしっ!」とスイッチ入ったような気分やったと覚えちょります。だから、自然の力というのは凄いですちや。琵琶湖は凄いがぜよ。まっこと、いつも考え事をするのに頭の悪い自分は、ひとつもまとまらんので、ついつい、日本唯一の虎竹の竹林に足が向きますけんど、これも、まんざら間違いではないがやにゃあ。
さて、今日からラフォーレ琵琶湖で始まる合宿。あの日と同じ週末の土日を使うた2日間、今回も12年前と同じように全国各地からご高名な雲の上のような先生方が集まっちょりますが、その露払いとして自分がトップバッターで講演させていただきます。けんど、実は田舎者の小さな竹屋が、誰かの前で話せるような事は何ひとつないがです。ほやき、今日も最初から言うことは決まっちゃある。ワシの話しはこれだけ。「21世紀は竹の時代」言う事ですきに。
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