四万十川基金 2013

四万十川基金


まっこと一年とは早いものですちや。去年は5月に四万十川財団さんの方にお伺いさせていただきましたけんど、あれから、もう一年も経つがやろうか?四万十町は、仕事でたまに通る事もありますが、この財団のあるビルに寄せていただくことは年に一回ながです。前回来たのが、ついこの前みたいですきに、本当に「光陰矢のごとし」という事を感じずにはおれませんぞね。


この四万十町は、有名な四万十川が流れる町でもあり、本州から橋を渡り香川県、あるいは徳島県を通り高知に続く高速道路が伸びてきて降り口ができたり、海洋堂ホビー館という人気の施設が出来たりして、これから夏にむけてはこじゃんと観光のお客様も来られるし賑やかにもなり、高知県の中でも活気を感じる町ながです。


近くに暮らす自分などが見ても盆地の地形を活かした仁井田米という美味しいお米や、このお米で育てた豚肉など豊かな自然を感じる食材がいっぱいで、とにかく食べ物がこじゃんと美味しゅうて食いしん坊の自分などは大好きな町の一つながですぞね。


そして何と言うても魅力は、昔と同じようにゆったりと流れる四万十川ですろう。この清い流れをいつまでも残して最後清流と言われ続けるために、本当に微力ではありますが何かしたいと思うて、日本一の清流を守るためですきに、日本唯一の虎竹箸がエイろうと虎竹削り箸の売り上げの一部を四万十川基金へ寄付という形でお届けさせてもろうちょります。金額は恥ずかしくなるほどのものですけんど、こうやってお届けさせていただき、日頃は近くにありすぎてなかなかゆっくりと眺める事の少ない川を改めて見つめる事も必要やと思うちゅうがです。


源流は意外にも虎竹の里からもそんなに遠くない場所ですが、そこから196キロも流れて高知県の西の端のほうの四万十市から土佐湾に流れでる四万十川は、普段まわりに当然のようにあるのでついつい、有り難さや大切さを忘れがちになる。高知ならではの大自然を振り返らせてくれる大いなる川ぜよ。もちろん、日本唯一の虎竹もそうながぜよ。


コメントする