「私は、一度取り組んだら絶対にあきらめません。」
採用試験に竹虎に来られた時、初めて言うた言葉ぞね。けんど、彼女は、まっこと(本当に)あきらめんかったにゃあ。ワシの記憶が正しかったら確か退職されるまで無遅刻無欠勤やったぞね。受注とお客様対応をしてもらいよりましたが、心のこもった電話応対やメール接客に感激して、
「受注担当の方に会わせてください」
その社員を名指しで、わざわざ遠く県外から会いにくるファンのお客様もおられた程ちや。買い物の電話対応をしてくれた本人に会いたくなる...。そんなに頻繁にある事ではないですろう。
成功や失敗を言う人がおりますけんど、成功するまでやり続けたら誰も失敗とは言わんがですぞね。そんな竹虎にはもったいないような社員の一人が、名字が「野村」に変わってお母さんになって帰ってきてくれましたぞね。こじゃんと、心強いちや。けんど、帰ってきた野村さんに社内でそれぞれが一年中愛用する竹皮草履と一緒にこんなメッセージカード付けて歓迎してくれる他の社員も竹虎の誇りです。
電話に元気な声で出てくれる社員、丁寧な梱包と接客で対応する社員、笑顔でお茶をふるまってくれる社員、工場で真っ黒になる社員、裏方で地味な作業を続ける社員、全てが竹虎をささえる自慢。竹虎は四代目ばっかり目立ってまるで竹虎四代目で回りゆう会社のように見えちょりますろうか?そうですろう。けんど、それは、まだまだ。まだまだ、竹虎の事を何ちゃあご存じないですきに。実は、凄いのは彼や彼女たち。外に知られてないメンバーたちこそこの長い歴史を続けてきた竹虎の主人公やきに。
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