竹炭の作業をしている部屋の前を通りかかったら、
チリン、チリン......チリン、チリン......
金属音のような、乾いた心地よい音が聞こえてくるがです。足をとめて、しばらく聞き耳をたてよりましたが、そのうち作業が気になって来て覗いてみましたぞね。ちょうど竹炭ペットボトル用が、こじゃんと(とても)ありました。この竹炭は名前からも分かりますように、ペットボトルに入れて水を美味しくするものながです。
今時の寒い時はそれほどでもないですが、高知の夏は暑いので汗もいっぱいかきます、ノドも渇きます。ミネラルウォーターばかり飲むワケにもいきませんから、いつも水道水をピッチャーにいれて竹炭を放り込み一晩冷蔵庫で冷やしよりました。そのまま飲んでも美味しい竹炭の水になっちょりますが、レモンでもあったら、一絞り。まっこと、まっこと美味しいがです。この竹炭は細く割った竹を焼き上げて、ペットボトルにも入るように加工しちょります。形は違いますが、飲料水・炊飯用竹炭と性能は全く同じながです。
さて、炭は真っ黒いモノというが常識ですろう。竹炭も本来は真っ黒いものですぞね。けんど、この竹炭ペットボトル用は銀色に輝きよります。もちろん、黒い事に間違いはないのですが、竹虎の竹炭飲料水用は安全性にこだわり昔ながらの土窯を改良した竹炭専用窯で1000度近い高温で焼き上げちょります。高温で焼く事によって、伝導率のよい最高級の竹炭となり炭とは思えないような金属のような音がするのです。音と同様に高温で焼き上げた竹炭の特徴が、この色ツヤ銀色に輝いているのは品質の証とも言えますちや。
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