もう何年になりますろうか?ずっと思い描いていた理想の竹脱衣籠があるのです。ええ、もちろん白竹手付きランドリーバスケットや、虎竹ランドリーバスケットなど竹虎ならではの秀逸な竹籠は、いろいろとご用意しちょります。しちょりますけんどもっと、自分の、自分だけのこだわりを突き詰めた脱衣籠...。
お父さん、お母さん、子供さんが2人、そんなご家庭で快適に使っていただける大きさ。現代風のご自宅に違和感のない、びっくと(少し)都会的なセンスがありつつ竹ならではの風合いを活かした飽きのこないシンプルな編みと形。こだわるのは、何十年も愛用いただいて、家族の成長と思い出をいっぱい詰め込んだ飴色になってもビクともしない堅牢さ。お嬢ちゃんが、娘さんになって花嫁になった時、もしかしたら、持って嫁ぎ先に行けるほどの耐久性。
そして、毎日使うのに便利な使い勝手の良さながです。脱衣場で服を脱いで、籠に放り込む。上蓋はお風呂から出てから着替える洗濯したての下着類入れ。ずっと思いよった竹籠が現実に形になったぞね。まっこと、こじゃんと(とても)嬉しいちや。一目で電気がビリビリきましたきに。忘れられない日になった理想の脱衣籠との出会いの日。けんど、実はこれからが始まりながです。これだけの竹編みをこなす熟練の竹職人さんには、感謝と尊敬の念だけですけんど自分も一人の使い手でもありますのでいろいろと、まだまだ注文があるがぜよ。
あそこが、ああだったら、まだ美しい。ここが、こうだったら、もっと使いやすいにゃあ...。いくつかの改良点を直しながら、少しでも本当の理想の竹脱衣籠に近づけていく、そんな楽しい日々のはじまり、はじまり、ぞね。
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