竹は涼しい夏のイメージがあると言われたのは昔の事。今では、夏だけではなくて寒い季節にもご愛用いただけるようにと竹の手提げ籠バックなども工夫されて来ちょります。この竹かごバックなどもそうちや。黒竹の編み込みを漆で更に渋い色合いに仕上げて、持ち手に高級感のある組紐を付け、巾着にも泥染め木綿を使用するなどこだわりを感じる作り。冬場にも、お洒落にご愛用いだたけるように竹細工も、ずっと進化を続けゆうがです。
そもそも古くから暮らしの中に息づいて、ずっと続いてきた伝統的な素朴な竹籠にはホッと安らぐものを感じますきに、こじゃんと好きです。継承されてきた竹文化に、進化する竹文化があわさって新しい竹の未来が開かれると思うちょりますが、進化する竹には竹細工や竹製品という事だけではなくて、竹の素材としての持つ素晴らしい力、消臭性、抗菌性などの機能性、繊維、建材、食品、新素材などへの利用、そして、無尽蔵とも思えるような資源としての可能性。竹が人の役にたてる事はこれから、まだまだあると信じちょります。
「竹」×「人」で「笑」
竹の明日は、人の笑顔と共にあるがです。
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