最後の玉入れかご2012年

別注玉入れかご


恐らく2012年内は最後の別注になるのではないかと思うちょります。玉入れ籠の別注サイズが出来上がってきましたぞね。運動会の玉入れ競技に自然の竹素材が見直されてきて、嬉しいことにここ数年は玉入れ籠を沢山作らせていただくようになりました。職人もこじゃんと喜んじょります、ありがとうございます!


次の世代を担うていく元気なチビっ子たちのためと思うて、玉入れ籠はほとんど利益も何もなくただ、ただ、天然の竹籠で競技する子供たちの喜ぶ声が「お代」やと思いずっと頑張って作らせて頂きゆう商品のひとつです。ところが最近では学校だけでなくて、法人様のご用命も多くなりました。今までとは見慣れない医療施設からのご注文も多いのです。


先日新聞で市街地中心部の貸しビルが、飲食業からシルバー向け需要に転換されつつあるという事をみましたが、これからも少子化が進む日本ですので学校は少なくなりよりますが、反対にお年寄りは増えつつあってそんな世代の方むけの楽しみや遊びに竹籠をお使いいただくようになってきちゅうようです。


若い頃には当たり前のように竹を使われてきた方も多い世代。もしかしたら竹籠をご覧になられて、びっくと(少し)でも懐かしい思いや、安らぎなど感じていただく事はないろうか?昔の自然に囲まれて、竹トンボや竹馬で遊んだ、竹を削って水鉄砲や竹の玩具を作った、竹と人とがもっと近かった遠い日を思う事はないですろうか?もし、そんな事があったとしたらこれは、まっこと嬉しいことやにゃあ。出来上がった別注竹籠を見ながら、そんな事を考えるがです。


コメント(1)

ひで33 返信

玉入れかごを、このように作っていたことを初めて知りました。参考になります。運動会では、よく使ったと思います。

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