炭窯というたち、実はいろいろな窯があるがです。乾留炉、流動炉、キルン窯、耐火レンガ窯、移動式炭化炉...。竹虎の最高級竹炭は昔ながらの土窯を竹炭専用に改良した窯で800~1000度の高温で焼かれよります。低温の窯で焼かれた竹炭との一番の違いは音ですろうか。高温の窯で焼かれた竹炭は硬さが増して竹炭の特性のバラツキのない高品質の炭になって叩くと、キンキン!キンキン!まるで、金属のような音がしますぞね。
けんど、その分、竹炭を焼く技術や窯にノウハウがこじゃんと必要ながです。実は、何でもないように見えるこの土窯も竹炭職人の知恵と工夫の結晶、企業秘密が詰まっちゅうがやきに。竹炭職人は竹素材の吟味、乾燥具合はもちろん、季節や、その日の天候まで考慮して時によっては泊まりがけで窯を見守り、2週間という時間をかけて、一窯、一窯焼いていくがです。機械窯のように短時間で常に一定の竹炭が焼き上がるワケではありませんきに。実は、窯があいたものの、お客様にお分けできずお待ちいただいた事も、実は今まで一度や二度ではないがです。
さて、空になった竹炭窯にはこれから長さを切りそろえた割竹の束を奥から立てていきます。窯入れ、とか窯だてとか呼ばれよりますが、時間をかけて焼き上げられたら美味しいご飯や、美味しいお水のお役にたつ立派な竹炭になって出てくるがです。
和田 誠一 返信
日本の心は土釜です。心あらわれる感じを受けました。職人の底力を感じてます!
ウメ 返信
以前、家にある数種類の竹炭(竹虎さんのものと、ギフトでいただいたものなど)を叩いてみましたが、たしかに音が違いますね!!
全て自然のものから作られた素晴らしいものだとは思いますが、作り手の方の思いが伝わってくる炭を使ったお水やお米は美味しさだけじゃなくて、嬉しさ、気持ちの良さもアップします!
毎日おいしさアップをありがとうございます!!
竹虎四代目 返信
和田誠一様
嬉しいお言葉ありがとうございます。
これからも土窯にこだわった竹炭をお届けしていきますので
何卒よろしくお願いいたします。
竹虎四代目 返信
ウメ様
高温で焼かれた竹炭と、そうでないものは
叩いてみると、すぐに違いがお分かりいただけるかと思います。
それぞれ性質が違い、それぞれの用途があるがです
お水や炊飯にご利用いただいて本当にありがとうございます!
自然な竹をつかい、昔ながらの土窯の技法で焼き上げる竹炭を
これからも何卒よろしくお願いいたします。