ゴロリと転がった円柱形の竹編みかご。日本唯一の虎竹を染めて、びっくと(少し)違う風合いに仕立てちょりますが一体これは何に使う竹籠ですろうか?直径が30センチで高さが55センチもある。かなり迫力のある大降りなサイズの竹かごぞね。そうです、もちろん、花かごとしてもお使いいただけますろう。花展の大作や店舗や商業施設での華やかな演出にはもってこいです。けんど、もともとは花籠として作っちゅうがではありません。
ジャ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン!
正解は虎竹傘立て。金属製の筒を入れて傘立てとしてお使いいただくがです。「女心と秋の空」などと言われますけんど、昨夜は綺麗な星がいっぱい出ちょりましたので今朝は快晴かと思いよりましたら冷たい雨...。まあ、今日のような雨の日に活躍する傘立て。なかなか、竹製のこんな渋い傘立てを見掛ける事はないですが、考えてみたら傘立ていうものは玄関に置かれちょります。言うたら、そのお家なり、会社様なりの顔みたいなものですきに。お越しいただいた方が、
「こりゃあ、エイにゃあ~」
と、思わず声に出しそうな存在感のある傘立てがあっても構いませんろう。大切な方をお迎えするのにはうってつけの逸品やと思うちゅうがです。
くーちゃん 返信
とっても素敵な虎竹傘立ですね。日本唯一の虎竹を染めてあると書かれてますが、すごくつややかで綺麗です。趣があって和風の玄関などに置くのにもってこいですね。又洋風でもマッチしそうな気がします。ところで、イギリスBBC放送が取材に来たんですか!!すごいですね。竹職人の技、素晴らしいですね。
竹虎四代目 返信
くーちゃん様
コメントありがとうございます!
高知県須崎市安和の虎竹の里でしか成育しない
不思議な虎模様の竹のおかげで
このような趣のある傘立ても製作する事ができますし
海外からメディアの方が来られるのだと思います。
まっこと地域の宝として自分たちが守り
継承していかなイカンと思うちょります。