日本一の虎と呼ばれちゅうそうです。どっしりと構えた虎の迫力が、見るにつれてヒシヒシと伝わってきませんろうか?北九州は小倉城の中に展示されている「迎え虎 」という高さ4.7×幅2.9メートルもある絵。どこから見ても、この虎が真正面からコチラを見ているというすばらしい作品ながです。「虎」と付くと、竹虎四代目としましては、どうも親近感が沸いてくるがです。そこで、ついつい足が向いてしまうがちや。この日も結構強い雨が降りよって少し迷いはしましたけんど、やっぱりこの虎に会わずに帰ることはできんがぜよ。
追手門で急にまた雨足が強まったので、作務衣の裾をまくりあげて太股の所で紐をギュ!と縛りますぞね。こういう時には作務衣は便利ながやき。おっと、けんど素足と虎竹右近下駄はビショ濡れになりましたちや。けんど、今回は竹皮男下駄でなくて正解やったちや。竹皮は水に濡れると、なかなか乾きが遅いですがこの虎竹は水気をはじくような感じで以外と乾燥が早いのです。
「迎え虎 」は色々な人との出会いを招く縁起のエイ絵やと思います。
対になっている「送り虎」という絵もあります。まっこと(本当に)こんな虎には、なかなか会う事はできません。機会があったら是非皆さんもこの圧巻の二匹の虎をご覧いただくと、どうですろうか!?
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